353.営業!メンバーに何を教えますか?
お疲れ様です。
営業トレーナー&セミナー講師、アンガーマネジメントコンサルタントの坂山一哉です。
今日もお越しいただきありがとうございます。
先日、営業で悩んでいるという方と出会いました。
入社して、数年が経過し、
さてこれからどうしようか?
このままで良いのか?
何かしておかなければいけないのでは?
など、本当に悩んでいるんです。
自分自身を振り返った時、そんなに悩んでたかな〜?って思って・・・
もっとシビアにその当時から物事を考えたらよかったのかもと、
今の若い子に関してしてしまいました。
さて話の中で、まず営業が面白くないというのです。
どういうことかと聞くと、
数字や回数ばかり追っかけられて、
そして○○は伝えたのか、△△はどうなっているか、などと言われるばかり。
ずーっと同じことばかり言われるし、
でも顧客はなかなか話も聞いてもらえないし。
と、言うんですね。
もう少し尋ねてみました。
「あなたの上司って、営業で何か教えてくれた?」って尋ねると、
「いえ、特に!会社の製品の良さを伝えることぐらいしか・・・」
やっぱりそうだったか!
営業自体を教えていない!
そこで
「ある顧客を思い出して、その方の趣味は?」って尋ねると、
理解していない様子。
「ではあなたは、顧客と雑談しないの?」って尋ねると、
「天気の話とか、新聞に載っていることくらいは」と言うのです。
確かにそれも必要だけど・・・
「趣味とか嗜好品とか、そんな話はしないの?」って聞くと
「そんな話、やっても良いのですか?」って返ってきました。
「上司から教えてもらってないの?」って聞くと、
「そんなこと教えてくれませんよ。きっちりと製品を伝えたか。
回数はどうだ!とかそんなことばかりです。」だって。
そら営業面白くないわな!って思いました。
営業、
当然、自社製品の説明をし、良さを理解してもらい、購入してもらわなければいけません。
でもね・・・
そこにはいろいろとありますよね。
説明だけで物が売れたら、そんな楽なことはない。
以前にも書きましたが、
何を買うかではなく、誰から買うか!ということを。
その誰かにならないと、売れませんよ。
上司の方は、その誰かにしてあげて欲しい。
この彼には、思いっきり製品以外のことも、話をしておいで!と
背中を押してあげました。
楽しく営業して欲しいですよね。
頑張って!
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