321.何のためなのか?
お疲れ様です。
営業トレーナー&セミナー講師、アンガーマネジメントコンサルタントの坂山一哉です。
今日もお越しいただきありがとうございます。
今日のテーマは”何のためなのか?”がテーマです。
上司、会議や研修をすることもあると思います。
でもその会議や研修大丈夫ですか?
先日、ある研修を受講しました。
しかし・・・・
とにかく一方的話し続けられる。
皆さんはわかっていますよね!的に会議や研修が進む。
途中質問は受け付けないなのです。
全然伝わらへんわ〜って思ってしまいました。
何故このようなことが起こるかと言うと・・・
研修や会議を運営する側としては、
当然会議の準備やら内容を考え、わかりやすいように伝えようとします。
しかしここに落とし穴があるのです。
わかりやすいように!というのは、誰に対してでしょうか?
そう、当然聴衆側にですよね。
でも資料を作っていくうちに、これなら理解してくれるだろうって思ってしまうのです。
何故って?
理由は簡単、資料作成側は、内容が解って作成しているからです。
言い換えると、自分は理解できているから、わかりやすいと思ってしまうのです。
聴衆側に立った考えでは無いですよね。
これが一方的な会議や研修になってしまうのです。
そう、何のために会議や研修を実施しなければいけないのか?が欠けてしまっているのです。
ではどうすれば良いか?
①会議や研修の目的を明確にする。
②取り組み方や方法を示す。
③ゴールを示す。
この3つを会議や研修の冒頭に示すことが大事です。
これをやらないと、結局何のために会議や研修をしたの?ってなってしまいます。
しかしこういう意見を頂戴したことがあります。
会議や研修なんて、そこに集まっている方はわかっているんではないのかな?
それがわかっているから働いているんやし!。
確かにそうかもしれません。
でも全員が本当にわかっているでしょうか?
全員が同じように進んでいるでしょうか?
漠然とわかっているようでは成果はなかなか出てこないのです。
くどいようでも、何度も目的や方向性を示す。
これがリーダーの仕事です。
「この研修は、このためにやっているんだな!」
「この会議はこういうことのためにやっているんだな!」
メンバー全体がこの理解を示すからこそ、パフォーマンス高く仕事ができるのです。
これくらいわかってくれるだろう!的発想はダメですよ。
また自分がわかっているから、メンバーもわかっているはずだ!
これもダメです。
わかっていても、わかっていなくても、
何のためにやるのかを明確にしてください。
大事なことです。
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