不自由を楽しんでいると、いつかそれが普通になる。
我が家にはコンロが無い。
もう随分前に壊れてしまった。
どうやらはめ込み型のコンロらしく、新しいのを取り付けるためにはキッチンの水回り全て外して解体して、新しいのを購入して…
50万円はかかるかなと言われた。
その矢先、コンロと一体化していたキッチンの流しの蛇口が壊れて取れた。
さあ直すか?直さないか?ジャッジは如何に!?
そして我々が出した答えがこちらになります↓
コンロ跡地〜私の作業場兼私物置き場〜(人が来るときは布とか掛けて誤魔化す)
直さないと
ガスが漏れて火事になりますー
とか
水道管が破裂して洪水になりますー
とか言われたら流石に直したかもしれないけれど、とりあえずガスの点検以外の日は元栓閉めて、上からカバーしとけば良いと言われたので直さない事にしました🌟
恐らく築年数=コンロ付きキッチンの製造年月でメンテナンスもされていない模様。
経年劣化です。仕方ない🌟
今までは設備が故障したら都度直していました。
それはローンを完済したら名義人を私の指定した人にしていいという条件だったから。
私は今の土地に縁も所縁もない訳ではありませんが、住み続けるにはリスクが大きい。(それは今度記事にします)
だったらこの家にいつか帰ってきたいという母親の名義にして欲しいとお願いしていましたが、実際ローンを完済するとその話は無かった事にされていました。
その話に触れると怒る祖母。
どうやら叔父である息子に財産を残したい様子。
父親の介護もせず、家にお金も入れず、住宅ローン手当で減税してもらい、自治体参加もこっちに押しつけ、しまいにはお金溜まり過ぎて早期定年退職し。
お高いマウンテンバイクで遠征三昧
ふざけるなー!!!!私の20年返せ!!!
失礼。取り乱しました。
私たちが追い出されても、売却か叔父の趣味の自転車博物館になるので直す必要はないかなという結論になりました。
そんなこんなで3年ほどそのまま生活しております。
じゃあ料理はどうしているのかって?
みんな大好き文明の産物電子レンジくんが大活躍しています。
ちなみにこの電子レンジくん温めるのみの機能しかないのですが、なんとチャーハンが作れます。
お粥を作ろうとすると温度調整もできないのでチャーハンになります。
チャーハン職人と化す電子レンジ…
水道の蛇口は同居人がいい感じで接続部をボンドで固定してくれたので、コツさえ掴めば蛇口を捻ることも可能。
…ただ力任せに引っ張るとすっぽ抜けます。
給湯器の温度調節部分も壊れているけれど、問題なく熱湯は出るので、洗面所の水を汲んで入れていけばいい感じのお湯になります。
エアコンもリビングにしかないけれど、猫も人間もその部屋で過ごせば何の問題もなく暮らせています。
体調を壊す程の無理は禁物ですが、不自由を楽しんでいるといつかそれが普通になるという事に気がつきました。
ただのめんどくさがりのケチと言われたらそれまでですが。
大人も子供もいろんな悩みや選択があるけれど、物理的に解決できることはサクッと解決して心の健康を保つようにしたいなぁと常に思っている。(今回は解決ではなく放置だよね?)
じゃないと毎日疲れちゃう。
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