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悩ましい内臓脂肪とお風呂実験

脂肪の区別

僕が腎臓結石で入院した時には、内臓脂肪と体脂肪の区別がつかなかった。24時間体制で目覚ましにコンビニフードを食べながら

翻訳をしていた時代には、体組成計によると僕の体重は最大114kgで、体脂肪率は44%だった。なんと、重量の半分は脂肪だったのだ。内臓脂肪レベルは意味がよくわからなかったので覚えていない。

僕が減量することを決意したのは、入院時に糖尿を疑う程度に高血糖になっていたのと、5日の入院で澱粉質を控えたら体重が5キロも減ったからだ。

パントリーにあった白米、漂白小麦粉、砂糖、食塩を全て置き換えたのは、引用した記事に書いた通りだ。

ついでに、運動不足を解消するために、海までの往復8キロほどの距離を毎日歩くことにした。まだ年齢も50前後だったので元気はあった。食事量は十分だったが、毎日汗をかく事で500gずつ体重が減り、脂肪燃焼だけでこれだけの重量が減るのは不可能だったので、水分で減量できると判断した。

今から考えると、この水分は糖と水分が結合して、10倍〜20倍に膨れ上がった内臓脂肪が、水分を失うことで縮んだ現象だったのだろう。いったん内臓脂肪が減少すると、基礎代謝も上がるので皮下脂肪も減少していたと思う。

半身浴の開始

翻訳の仕事を再開して、ウォーキングをしている時間がなくなったので、風呂で睡眠をとりながら半身浴をすることで汗をかいてみればどうなるか試してみることにした。

狙いは当たって、湯温は38度だったが、額からもびっしりと汗をかき、体重も数百グラムずつコンスタントに減っていった。体脂肪率と体重から判断して、内臓脂肪が大量にあったから可能だったのだろう。長い時は3〜4時間も風呂で寝ていた。

しかし、90kg程度まで減量した時点で、汗は全く出なくなった。

完全穀物ダイエットをしていたとはいえ、僕の食事方法は純然たる低糖質ダイエットではなかったと思う。現に、後ほど糖尿病と診断を受けた時に、完全穀物ダイエットに戻したにもかかわらず、血糖値は正常までは落ちなかった。

現時点では、かなり厳重な低糖質食+ファスティングを行なっているので、徐々に体重が落ちてはいるが、前回も同じことをしてかなり体型が細くなりすぎたのをみると、筋量も落ちていたと思う。

半身浴の再開

心臓が弱り運動が難しくなっている今、筋量を落とすことだけは避けたいので、体脂肪よりも内臓脂肪の減量を優先させるために、毎晩寝る前に38度で30分ずつタイマーをセットして入っている。

できる限りゆっくりとしたペースで減量したいので、食事量は一定にして、ファスティング時間を調整して適度な減量を目指している。家内の帰宅が遅く、起床も早いので食事がどうしても就寝時間に近くなるのが一番悩ましい。


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