【鬼瓦ボンバーズ】影向道四郎について本気で考える【オリディビ】
千年に一人の美少年 影向道四郎
この奇跡の一枚と言うべき、千年に一人の美少年ビジュアルを見てから突如として気になる存在になってしまった、影向道四郎。
(この写真を見た後、彼のためにtrack2とレプライとBoPのBlu-rayを観直しました)
今日は彼について、考えてみようと思います。
「美少年」と言ったけど役者の結城伽寿也さん、30歳なんですってね。
奇跡の30歳じゃん。
概要
『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- Rule the Stage』
アサクサ・ディビジョン『鬼瓦ボンバーズ』(以下鬼ボン)のメンバーの一人。初登場はtrack.2。
蕎麦屋の料理人であり、浅草寺の奥の店で雇われ店主をしている。同じディビジョンメンバーであり、草野球チームメンバーの鬼灯甚八の事を「甚さん」、駒形正宗を「マサさん」と呼んでいる。
実は浅草出身ではない道四郎。
鬼ボンの中で最も血の気が多い道四郎。その血の気の多さ故か、アサクサにそぐわないと判断した人を追い払うような歌詞を歌いがち。
でも実は鬼ボンの3人の中で、道四郎だけ浅草出身ではないそうで。
それを知って、一気に道四郎が気になる存在になったんですよね。
ああ、アサクサを乱す余所者に人一倍厳しいのは
道四郎自身が元余所者だからなのかなと思いました。
自国民より、選んで移り住んだ他国籍の方が愛着が強いってやつ。
余所者だからこそ、アサクサという地に対して過激派のヤングガン、愛おしいですね。
鬼瓦ボンバーズ、噛めば噛むほど旨いスルメディビジョン。
彼の過去が大変気になる。教えてくださいお願いします。
さりげに、かなり教養レベルが高い
歌詞を見てみると、同じ江戸っ子口調でも親方は「味噌汁で顔洗って」「派手にぶち上げるぜ」というザ・江戸っ子!かつ脳筋!な語彙であるのに対して、道四郎は「五月の鯉の吹き流し」という雅な慣用句をしれっと使うんですね。
さらに、「手銭切らぬ」「控えしは奇縁の相棒」など時代劇のような言葉を使うこと。
さらにさらに、怒りっぽいし口が悪いと自称する割に、「地獄見せてやんぞ」「こちとら意地っ張り」など、やたら品のある言い回しをすること。
そしてアホなとっつきやすいマサさんに対する、
まるで二郎に対する三郎のようなナメた態度。
実はかなり教養のレベルが高い&育ちがいいっぽい。
…さては道四郎、結構な名家出身の坊(ぼん)じゃないか?
由緒正しい、お高くとまった御家の四男坊とかなのかもしれない。地元は松濤か成城か田園調布か。
道四郎アサクサを乱す余所者に厳しいけれど、もしかしたら、家業の延長線には下町開発とかもあって、かつては道四郎自身が(間接的にでも)「アサクサを荒らす側」の人間だったのかもしれない。
財産分与とかでギスついてる家庭環境で育ってグレて、いろいろあってアサクサで親方やマサさんに出会って下町の温かさに憧れて、実家を飛び出してしがない蕎麦屋の店長をやっている、とかだととても興奮する。この辺は完全に妄想。
道四郎は「店主」ではなく、「店長」
さらに道四郎、「店長」であって「店主」ではないんですよね。
他所からアサクサに来て、「雇われ」としてどこかのお店に就職して、(おそらく後継者候補として)浅草寺裏の蕎麦屋で店長をやっている模様。
でも余所者の上に雇われなのに、「蕎麦の味がわからない奴は話にならん」と言わんばかりの蕎麦への思い入れの強さが歌詞に込められているあたり、甚八やマサさんとはまた違う、「店主 a.k.a 道四郎のアサクサの恩人」の存在が見え隠れする。
どんな人だろう。めちゃくちゃ気になる。
老舗蕎麦屋のおじいちゃん店主とかに、孫のように可愛がられていてほしい。
江戸っ子口調は、親方のマネだと思う
アサクサ生まれアサクサ育ちのマサさんはそんなに江戸っ子口調ではないんですよね。
ということは多分もう江戸っ子口調の人自体、アサクサにも、もうそんなに多くないのかもしれない。
「なぜ甚八は江戸っ子口調なのか」は一旦置いておいて、道四郎の江戸っ子口調は「憧れの甚さんのマネ」だと思う。
アサクサ生まれではないからこそ、「アサクサ」「下町」「江戸っ子」に人一倍の憧れを持っているし、こだわるし、その文化の継承に固執しているのかもしれない。
律儀で好きです。
あと道四郎、わざと低い声を出しますよね。
マサさんと話してる時とかは割と声高いのに、BoPとかの人の前に立つ時とかは意識的にドスを効かせた声を出してる。
憧れの親方に倣って、江戸っ子としての威厳を(本当は江戸っ子じゃないのに)保とうとする健気さ……。
あまりにも可愛すぎるけど、可愛いって言われるのめちゃくちゃ嫌がりそう。
かっこいいよ、道四郎。
実はめちゃくちゃマサさんに懐いてるのが見え隠れして可愛い。
これめちゃくちゃ好き。
自分はマサさんにナメた態度を取るくせに、他人にマサさんをナメられるのは許せない道四郎。
「マサさんを嗤ったな?てめぇアサクサをバカにしやがったな?」というその思考、マサさん過激派でいいですね。
実はめちゃくちゃマサさんに懐いてるよね。
(わざわざ私が言わずとも鬼ボンファンの皆さんは当然知ってることですが)
BIG LOVE。
道四郎とマサ、蕎麦屋と酒屋。
飲食店と小売店で、かなり近い通りに並んでいそうだし、マサさんの店から道四郎の店にお酒を卸したり、逆に道四郎の店からマサさんの酒屋に出前を持って行ったりと何かと取引もありそうう。
棟梁の甚八とマサさんだと、マサさんの方が日常の中で関わる機会が多いんじゃないかな。
だから尊敬している憧れの甚さんより、マサさんの方が「家族」に近い存在なのだと思う。
文字にしてみると、改めて影向道四郎、愛おしい。
歳の離れたお兄さん2人のこと、いつまでも大好きでいてね、アサクサのヤングガン
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