「挑戦できる」が一番のいいところ。やりたいと言えばやらせてくれる会社です。
やりたいことがやれている。今はランニングスクールと訪問リハビリと予防事業に関わっていますが、特に予防はやりたかったことですから。
2013年6月に入社した後藤零さんは社内で唯一ランニング&ムーブメントスクール(以下ランニングスクール)と訪問リハビリ、通所サービスの三足の草鞋を履く理学療法士として働いています。入職して10年を迎えた後藤さんに入社当時を振り返ってもらい、思い出や仕事のやりがいをお聞きしました。
➤ いろいろな経験、いろいろな人と出会いで、視界がぱっと開けた
――ジェネラスに入社したきっかけは?
若い頃は金融系の企業に勤めましたが、退職後フリーターをしていた時がありました。金融の仕事をしていたのもあり、これからは「お金を稼ぐ」だけではなく、人と接する仕事がしたいと考えていました。
そこでリハビリに興味を持って専門学校で理学療法士の資格を取り、資格取得後に病院(整形外科)で5年程勤めました。
その後、引っ越しを機に転職を考え、ジェネラスに入社したんですが、正直応募のきっかけは自宅から近かったことです。(笑)
毎日のことですので、自宅の近くで働きたかったんです。入社して5年間は、当時本社ビルにあった「訪問看護ステーションほたる」(以下ほたる)とデイサービスでリハビリの仕事に携わっていました。
その後、2018年にモテット鶴舞公園の開設に伴いほたるが移転してからはこちらで勤務しています。
――病院勤務の頃との違いを感じることはありますか?
入社してから、意識的にも大きく変わりましたね。
今、私のメインはランニングスクール事業ですが、この事業が始まったのが7年ぐらい前ですね。 当時、社長が役員を務めているNPO法人「全国在宅リハビリテーションを考える会」に参加させていただいていました。
いろいろな人と話をする中、収益的に訪問リハビリだけではなかなか厳しいという課題が出ていて、私自身も「予防や何か違うことも探していかないといけないな」と思うようになりました。
そんな時、イギリスにあったランニングスクールを日本で取り入れようと、ジェネラスと他2社が協力してランニング&ムーブメントスクールという事業を立ち上げます。その時に北海道で行われたNPO法人の研修会で出会っていたPTの方が社長になり、ジェネラスから私も参加することになりました。
――病院勤務の頃とは、全く違う仕事をしていますね。
病院で働いていた時は、病院内や訪問先の利用者さんの生活の範囲で活動していたので、今よりも視点は狭かったように思います。
ジェネラスに入社してからは、いろいろなところに行き、いろいろな人と出会って、視界がぱっと開けた感じです。デイサービスと訪問リハビリの仕事から、運というか、出会いというか、ランニングスクール事業に携わるようになるなんて、病院勤務の頃では想像できなかったです。
➤ 60歳半ばで、ウィメンズマラソンを完走した会員さんも
――ランニングスクールの立ち上げは、大変でしたか?
お客さんがゼロからのスタートだったので、やはり最初は苦しかったですよ。暑い中、近所にポスティングをしても全然お客さんが来なくて辛かったです。
それでも、自分の中で「いいことをやっている」という気持ちはありましたし、事業の良さが伝われば良い方に行くという思いがありました。だから、諦めずに続けてこられたのかな。体験していただければ、良さをわかってくれるという気持ちはありましたから。
――ランニングスクールにはどのような方が通われていますか?
お子様が多いですが、年齢層も幅広く、小学生から82歳まで通われています。
ある60歳半ばの利用者様は、ウィメンズマラソンを完走するという目的で入会されて、その後見事完走しました、70歳まで完走したいとおっしゃっています。
早く走りたい人、健康のために走る人、フルマラソンを完走したい人、会員様によって目的は様々ですので、それに合わせてトレーニング内容を提案しています。
――お子様はどんなきっかけで入会するんですか?
親御さんが子どもを連れてくる場合もあります。また、学校で配られる小学生新聞に記事を出していて、それを読んだ子ども自身が「早く走りたい」「あの子に勝ちたい」という動機で入会することもあります。
中には、小学生で入会して高校生になった今も通ってくれる子もいます。
走るためのトレーニングに来るという目的もありますが、クラブチームや部活では運動した後のケアが少なく、怪我につながることがあります。
ここではそういったケアやアドバイスもしていますので、それが理由で続けて通っているという子もいるんです。
➤ やりたいことがやれている、だから仕事を続けていける
――印象に残っている会員様はいますか?
足が遅くて運動会がいつもビリだった子が、運動会を目標に頑張って、本番で1位や2位を取れるようになったことがありました。もちろん1位を取ったこともすごいですけど、子どもがガッツポーズをした姿を初めて見たという親御さんの話や、子どもたちが嬉しい感情を表に出せたという話を聞くと、やってきて良かったと思います。
また、小学校4年生から通っていて、高校1年生の子がいます。当初は、幼く可愛らしい印象の子でしたけど、今は高校でサッカー部に入り1年生からレギュラーになりました。この間試合で点を取った報告をもらったんですけど、とても嬉しかったですね。
――会員様のモチベーションをあげるために大切にしていることはなんですか?
一番大切なのは、話を聞くことです。どうしたいのか、どうなりたいのか、どう思っているのか、最初から話してくれる人はいないので、徐々にコミュニケーションを深めながら、その人のペースに合わせて指導しています。
主役は会員様なので、こちらのやりたいことを押し付けることはしないようにしています。
――入社から11年、仕事を続けてこられたモチベーションはなんですか?
基本的に、やりたいことがやれているっていうのが一番大きいです。
今はランニングスクールと訪問と予防に関わっていますが、特に予防はやりたかったことですから。また、ランニングスクールでは、運動できる子から苦手な子まで様々な子が通われています。
そんな中で、子どもの成長に関われるのはやっぱり面白いです。
――プライベートは何をして過ごしていますか?
犬の散歩や旅行です。4歳になるシュナウザーを飼っていて、フリーダという名前です。メキシコの画家フリーダ・カーロから取りました。
海外旅行が好きで、もちろんメキシコにも行きましたし、新婚旅行はエジプトとケニアに行きました。犬を飼うようになってからは海外には行っていないですが、国内旅行を楽しんでいます。
➤ ジェネラスでは、病院勤務では経験できないことがいっぱいできる
――ジェネラスのいいところを教えてください
僕自身NPO法人の活動に参加させてもらったり、いろんなことを経験し、挑戦できるっていうのがジェネラスの一番良いところだと思います。
ランニングスクールだけでなく、新しい事業の立ち上げにも関わることができています。
とにかく社長が常に動いている人なので、そこに同行して自分も新たに挑戦することで様々な経験ができます。やりたいと言えばやらせてくれる会社ですよね。
――今後の目標を聞かせてください
この地域でランニングスクールをもっと広めていって、運動が苦手な子を減らしていきたいです。
実は愛知県は、全国の小学生の運動能力調査では成績順位が低いんです。
最近の子どもたちは、運動ができる子と全くできない子が二極化しています。小さい時に走るのが遅いと、運動したくない、運動が嫌い、になってしまう。するとどんどん運動が苦手になってしまうので、走ることで少しでも運動が楽しく、好きになってくれたらいいなと思っています。
――最後に、転職を考えている人へ一言メッセージをお願いします。
理学療法士さんでしたら、ぜひ私と一緒にランニングスクールを盛り上げてもらいたいです。リハビリはもちろん、走ること、運動にも興味があって、さらに子どもと接することが好きな人でしたらピッタリの仕事だと思います。
他にも、ジェネラスでは病院勤務では経験できないことがいっぱいできます。今後どんな仕事をしていこうかなって、人にも考えているにもおすすめです。
そんなジェネラス職員の実際に働いている様子を見てみたい、訪問リハビリってどんな仕事…?など興味を持っていただいた方には1日体験会も随時開催しています!お気軽にお問合せくださいね。お待ちしています!!
会社について詳しく知りたい方は、採用HPもぜひご覧ください♪
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