歩く姿を美しく
美しい姿勢(4)
一直線を引くように
歩く時はまず、「一直線を引く」ように歩くことを意識してみましょう。
立ち姿、座り姿同様、肩甲骨をつけるようにして胸を張り、気持ちあごを上げます。
そして一歩出したら、二歩目は一歩目のつま先の前に、二歩目の踵が来るようにして歩くと一直線を引くように歩けます。
道路に線があれば、それに沿って歩いたり、タイル等で直線が分かるようであれば、
その上を歩くなどしてみると良いでしょう。
このようにして歩くことにより、
左右そのまま脚を出して歩くより、下半身をはじめ、全体のシルエットを細くスッキリ見せることが出来ます。
この時、腰から前に脚が出るようにして歩けば、体に立体的な動きが出てなお優美に見えるでしょう。
そして、腕は大げさに振らず、前に出すことより、後ろに引くことを意識してください。
後ろに引くことにより、自然と胸も前に出ます。
歩く時は前を見て
今の時代、道を調べる等やむを得ず、歩きながらスマホを触っている方もいらっしゃるかと思いますが、スマホを触りながら下を向いて歩いている方が多いかと思います。
歩いている時でもスマホに夢中になり、
他の人の通行の妨げになっている方もいます。
その中で、しっかりと前を向いて颯爽と歩いている方を見かけると、男女問わずその凛とした姿に、新鮮ささえ覚えます。
急用な場合を除き、歩いている時は「歩く」
に集中した方が良いでしょう。
断然、見た目の美しさも違います。
~美は一日にして成らず~
~次回へ~