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2020年7月の記事一覧

相続財産を賢く引き継ぐ方法<3年内加算回避>

From: Hatch 暦年贈与での非課税枠ないでの贈与は時間をかけられるのであれば、相続税の有力な節税策の候補なのですが、相続開始3年前までの贈与は無効になる生前贈与の3年内加算というルールがあります。 今回はこの3年内加算を回避する方法を解説します。 生前贈与の3年内加算とは 被相続人の死が予期されたタイミングで「なくなるまでに贈与して節税できるのでは?」と考えがちですが、相続開始から3年以内の贈与については、無効になります。 これは相続人が被相続人の死期を予期し

相続財産を賢く引き継ぐ方法<暦年贈与編②>

From: Hatch 前回は相続税対策の基本となる暦年贈与の基礎について解説しました。 今回はもう少し堅実な方法を解説します。 あえて贈与税を払う もちろん無税で資産を移転できるのは良いのですが、110万円にこだわっていると時間が掛かってしまいます。 また、あえて贈与税を支払い税務署に贈与税申告書を提出することで、贈与の確実な証拠が残ります。 例えば、200万円の贈与を行った場合、贈与税の税率は10%です。 200万円の10%(20万円)ではなく、基礎控除があります

相続財産を賢く引き継ぐ方法<暦年贈与編①>

From: Hatch 本家激裏情報( https://gekiura.com )で相続関連の記事が配信されていましたので、補足がてら賢く相続する方法についてお伝えしたいと思います。 激裏情報配信情報 非課税枠をフル活用する相続税対策 前編 https://gekiura.com/post/34319/ 非課税枠をフル活用する相続税対策 後編 https://gekiura.com/post/34320/ 税金対策の大前提は長期計画にある 相続に限らず、 ・祖母が認

●●用口座で銀行破綻によるペイオフを回避する。

From: Hatch 前回は銀行破綻時1000万超の預金を保護するためには、「決済用口座」でペイオフを回避することができるとお伝えしました。 今回は、決済用口座について、もうすこしくわしくお伝えしたいと思います。 メリットとデメリット メリットとデメリットとして以下が挙げられる。 【メリット】預金全額が保護される 【デメリット】利息がつかない 利息がつかないというデメリットがあるが、1000万円預けたところで、多くても数百円の利息したつくことがない。 日本の金融

ビットコイン相場を計画的に上げたボットの存在

From: Hatch 今回はリアルタイムで相場を見ていたから、分かるビットコインバブルの裏に潜んで相場を上げたボットの存在をご紹介します。 ビットコインバブルといえば、2017年の終わりから2018年始めにかけてビットコイン価格が暴騰したことを指す。 かくいうHatchはその当時、何をしていたかというと、bitFlyerで自動売買プログラムを作って運用していました。 下の動画の当時でまだ30万円台の頃でした。 (※結局は買って置いておくのが一番だったわけですが・・・)

コロナ助成金の裏にはびこる怪しいビジネス②

From: Hatch 前回は、1.個人情報を得る、2.おれコロナ詐欺、3.無資格で申請代行についてお伝えしました。 今回は3つの怪しいビジネスに加えて、助成金等の不正受給のペナルティについて、解説します。 1.着手金詐欺 例えば、 ・○○助成金や○○助成金などいくつかの助成金を高確率で受給できるノウハウがある。着手金として○○万円必要 などと勧誘し、着手金を渡すとその後音信不通になっていしまう典型的な詐欺のケース。 これも他の詐欺と同様に「助成金がもらえる可能性

コロナ助成金の裏にはびこる怪しいビジネス①

From: Hatch 「○○助成金で○○○万円もらえた」 最近、そういった話題が個人や法人かかわらず話を聞くのではないでしょうか。 こういった時に必ず現れるのが裏で暗躍する人々 今回のコロナ禍でも例に漏れず詐欺師や怪しいコンサルが現れていますので、パターンごとに見ていきます。 1.個人情報を得る これはよくあるケースで、 ・コロナの調査をしています。謝礼をお支払いしますので・・・ ・あなたは○○制度の対象になりましたので・・・ コロナに関わらず、なにかしらの還付金

銀行破綻に備えよ 1000万円超でも保護される対策

From: Hatch 緊急事態宣言が解けて、少し国内での人の往来は増えたように思いますが、完全な収束には1年以上は必要な雰囲気ですね。 ところで「ペイオフ」という言葉をご存知でしょうか。 ペイオフとは、もし銀行が破綻した場合に、1000万円までは保護します。 という制度です。 これってつまり「1000万円を超える場合は保護しない」ってことなので怖くもありますね。 実は、コロナの影響で地銀がかなり疲弊しています。 もともとアベノミクスの主要施策である金融緩和で銀行の収益

自筆の遺言書を預かってもらえる公的制度スタート

From: Hatch どんな偉い人も、お金持ちでもいままで死ななかった人はいません。 いずれ自分にも死は訪れます。 自分の死後に遺族が、争うようなことは避けたいものです。 今回は、今月から始まった自筆の遺言を保存してもらえる制度をご紹介します。 自筆証書遺言保管制度 厳格に遺言を残すには、今までは公的機関での保管には公証役場などで公正証書による遺言が必要でした。 公正証書を使わずに、自宅に自筆の遺言書を保管することも可能ですが、その場合は、遺言書を見つけた人物によ

高級車は4ドアしか経費にできない。という都市伝説

From: Hatch 世の中には、真相が不明な都市伝説というものがある。 税金も、例外ではなくさまざまな都市伝説が存在する。 その中でも、多くの人が知る噂にこのようなものが存在する。 4ドアのベンツしか経費として落とせない 今回はこれについて見ていきましょう。 なぜ、このように言われるか?なぜこの都市伝説が出回っているかといいますと、昔出版された書籍のタイトルによるところが大きい。 その他にも、、、 ・特定の車種は大丈夫 ・会社に駐車していれば大丈夫 ・4ドアな

申告漏れ・脱税をするとこれだけ追加で税金が取られる

From: Hatch 経営者にとって聞きたくない言葉上位ランキングであろう「加算税」について解説します。あー聞きたくない。 どのような場合に、どんなペナルティがあるのか見ていきましょう。 最大税率は40% 4種類の加算税を把握せよ! 加算税には、 #過少申告加算税  #不納付加算税  #無申告加算税 #重加算税 の4種類があります。 最高税率が、重加算税で最大で「(本来納めるべきであった税額ー収めた税額)✕40%)」の納付義務を負うことになる。 では、それぞれ見てい

負債なのに資本?新型コロナ対策の特殊な貸付とは

From: Hatch 新型コロナ関連貸付で目一杯借りる いつまで長引くかわからない状況では、この判断は正しい。 かくいう僕も、政策金融公庫で、借入期間10年以上、据え置き期間3年、無担保、無保証、無利息枠の融資限度の3000万円を借りた。融資決定は電話面談15分程度 このようなボーナスステージは一生に一度あるかないか。 借入資料などにどういった資料を出したのかも近いうちにシェアしたいと思う。 今回は、8月から開始される特殊な貸付制度をご紹介したいと思う。 あまり借

法律を無視して節税策を否認できる制度がある

法律に則ってうまく節税を行っていれば否認されることはない。 と思いがちですが、仮に完璧に正しい方法を取っていたとしても、「節税目的」や「経済的合理性」がない場合に、否認されることがあります。 その根拠とのなるのが「行為計算否認」という法律です。 否認税務調査でいうところの否認とは、納税者の申告内容を認めないことを指します。通常の否認は会計処理が法律に則っていない場合などに使われます。 一般的には、否認に至る前に修正申告を行い決着する場合が多い。 行為計算否認 名前

給料をもらう前に会社が倒産した場合はこの制度を使え!

新型コロナの影響が続く中、無休での休業や解雇されたとの声が多く聞こえてきます。 会社やお店さえ残っていれば、また収入を得られる希望もありますが、街を歩くと閉店や廃業しているところが目に見えて増えてきました。 どの企業なら安心という時代は終わった最近の目立ったニュースですと、新型コロナ対策の要である医療スタッフの給与が減給、ボーナスもなしといった厳しい状況となっています。 下手をすると、未払いの給与も回収できない可能性もあります。 未払い給与を立て替えてくれる国の制度そ