コロナ助成金の裏にはびこる怪しいビジネス①
From: Hatch
「○○助成金で○○○万円もらえた」
最近、そういった話題が個人や法人かかわらず話を聞くのではないでしょうか。
こういった時に必ず現れるのが裏で暗躍する人々
今回のコロナ禍でも例に漏れず詐欺師や怪しいコンサルが現れていますので、パターンごとに見ていきます。
1.個人情報を得る
これはよくあるケースで、
・コロナの調査をしています。謝礼をお支払いしますので・・・
・あなたは○○制度の対象になりましたので・・・
コロナに関わらず、なにかしらの還付金があると言ったり、大きなニュースがある時は、必ずと言ってこのようなケースが出てくる。
今回のように国をあげてコロナに立ち向かうような状況では、いままでのケースよりもみんな協力的になっているため、詐欺師にとっては好都合。
政府・マスコミが営業活動をしてくれているようなものだ。
自分は引っかからないと思っても、何かしらの便益が得られると聞かされると人間はころっと騙されるため、注意したい。
2.おれコロナ詐欺
続いてもよくあるケース。
もうオレオレ詐欺の鉄板といってもいい、時事ニュースに絡めたオレオレ詐欺
・コロナに感染して、クラスターが起こり会社に損害を与えてしまい、とりあえず今日中に○○万円が必要
・コロナを人にうつしてしまって、その人の医療費を立て替えないとダメになった。
こういったケースはまず100%の確率で出てくる。
多くの人が「コロナ」という言葉に敏感になっている状況では詐欺師としてはかなりの好都合だろう。
3.無資格で申請代行
こちらは今回、特に多く現れているケース
・政府が5000億円の資金繰り支援を決めたことにより、あらゆる助成金がもらえる。しかし、期限内に通すにはコツがいるので私達が代行します。
現在、コロナで甚大な経済ダメージがある中で、政府は過去にないレベルの個人、法人問わずに民間支援をしています。
基本的に申請代行は士業にしかできませんので、無資格で申請を代行することはできません。
しかし「助成金手続きの代行業務」としては仕事を受けずに、助成金コンサルティングなどとすれば、実質的な代行業務が行えてしまいます。
現実的には多くの場合、黙認されている状況です。
1つ例をあげると、夜の仕事(キャバ嬢や風俗嬢)の子たちに営業をかけて申請を代行しバック20%などがある。
ただ、自分も助成金や支援金がもらえると知らない人達も多いため、一概に悪とは言えず、依頼する人からすればありがたいことかもしれないですね。
以上、「コロナ助成金の裏にはびこる怪しいビジネス①」の解説でした。
次回は、事例を2つとペナルティについて解説します。
Hatch.
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