【詩】「地平線上」

翼があったらどうだろう
私に想像しうる強い翼があれば

私は飛ぶことができるだろうか

無限の空も包み込む大海も豊かな大地の上
僕は滑空できるだろうか

きっとかわらない

膝を抱え頭を抱え
ひとり閉じこもるだろう

可能性と未来が僕の前で笑っているのは

きっと嘲笑に見えるのだ

誰か手を取ってくれぬだろうか

そんなことばかり考えているのです

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