![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52262638/rectangle_large_type_2_d1ea7c6d8f454c9a63bec774d66127f5.jpg?width=1200)
#080:ルリゴキブリ
こんちゃす。G組飼育係です。
サムネ画像を見て思わず記事を開いてしまった、キラキラしたものに目がない貴婦人の皆様、申し訳ございません。
こちら、ゴキブリの紹介記事となっております。
さて今回はゴキブリ紹介第五弾という事で、何度か私の記事に登場している日本で最も美しいと呼ばれるゴキブリに来ていただきました。
名前:ルリゴキブリ
学名:Eucorydia yasumatsui
生息地:石垣島、西表島
素早さ:高
壁のぼり:△
成虫は雌雄ともに翅があり、上がオスで下がメスである。
メスは腹部が翅からはみ出ており、オレンジ色の模様がチラ見しててセクシー。
画像を見てもらえばわかるように、瑠璃色をしている非常に美しいゴキブリである。
ゴキブリに「美しい」なんて言葉を使う人は普通の人ではありませんが、この子に関しては例外ですね。
幼虫はこのように茶色であるが、一体どんな進化をすれば瑠璃色の成虫が誕生するのだろうか…。
かなり小さいゴキブリで、上下に写っている指のサイズと比べてもこの程度。
この画像に結構な数の幼虫がいるが、スマホで見ている方には小さすぎて見つけにくいかもしれない。
ちなみにかつて西表島にルリゴキブリを探しに行った事があったが、全く見つけられなかった。
確かにこんな小さい虫を大自然から探し出すのは、一筋縄ではいかなそうですね…。
私が飼育しているのはヤフオクで購入したものなので、大自然を知ることは永遠の0ですね。
飼育はかなりしやすく、一週間に一回餌をあげてたらめっちゃ増えてました。
ただし、湿度は高く維持した方が良いでしょう。
実際に生息地の西表島は、熱帯雨林と呼ぶのに相応しいような環境でした。
これが我が家の飼育環境である。
爬虫類用のウェットシェルター(右下)を使っており、常に高湿度が保てるようになっている。
一体どこにルリゴキブリがいるのかわからないが、彼らは基本的に床材の中や木の裏側に潜んでいる。
そのため、普段はほとんど姿を見せない。
せっかくの瑠璃色が勿体ないが、まあしょうがない。
壁は登れるのだが、先述の通り基本隠れているのであまり苦労せずに管理できる。
余談ではあるが、このウェットシェルター、一個1000円ぐらいする。
ルリゴキブリはヤフオクで20匹5000円くらい。
虫かごは1000円くらい。
みんながお金を払って駆除するゴキブリを、私はお金を払って手に入れている。
なお、今まで紹介したゴキブリと違い、この種は卵鞘を産み落として、そこから赤ちゃんが産まれてくる。
お財布みたいな形状です。
この中に数匹の赤ちゃんが詰まってます。
こんな感じで卵鞘がボロボロとそこら辺に転がっているが、自然界ではこんなので大丈夫なのだろうか。
以上、ルリゴキブリの紹介でした。
日本人ならば一度は飼育しておきたい種ですね。
それでは良いゴキライフを。
いいなと思ったら応援しよう!
![G組飼育係](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28930111/profile_6807fa36edca02c98ec5b1c43960a404.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)