【ニュース感想文】iRobot共同創業者が新会社を設立。生成AI搭載の「動物型ロボット」を開発?
こんばんは!
もうすぐ四次元ポケットのないドラえもんがやってくるかもしれません!小栗義樹です。
本日はニュース感想文を書きます!
気になったニュース記事を題材に感想文を書く試みで、これを機にニュースに興味を持ってもらえたら嬉しいなと思っています。
本日の題材はコチラ
iRobot共同創業者が新会社を設立。生成AI搭載の「動物型ロボット」を開発?です。
簡単に言えば、お掃除ロボットルンバを作った会社の創業者の1人が、新しいロボット会社を設立しているという話です。
ルンバを作ったiRobotという会社は、生活に寄り添った実用的なロボット開発を行っています。アマゾンに会社を売却しようとしたところ失敗に終わり、現在は、様々な事業を廃止して、ルンバのような実用ロボット開発の事業に専念している状態です。
そんな会社の創業者が、ロボット開発の顔役たちと共に新たなロボット開発を行う会社を設立しているというのが、今回の記事です。現在は資金調達を行っており、ステルスモードにあるとのこと。
今回のロボットは実用性よりも、健康や心のケアを意識したロボットを開発するとのことで、発達したAIを活用した、ロボットによる人のケア・交流を目的とした動物の形をしたロボットを開発していくそうです。
信ぴょう性はともかくとして、これが成立したとすれば、それはもうドラえもんやキテレツ大百科のコロ助です。コロ助なんかもろですよね。完全にマスコットキャラクターとしての役割しかありません。
キテレツ大百科におけるコロ助は、発明の象徴です。特別な力を持っているわけでもない。ただただ周囲の人間(観ている僕たちを含めて)を、癒すだけの存在です。
記事の中にも登場していますが、かつてソニーがAIBOという犬のロボットを出しましたよね。我が家にもいたのですが、あれを見たとき、コロ助と同じだと感じたのを覚えています。
AIBOは決まった行動をかくかくした動作で行う程度のロボットでしたが、今の技術を使えば、もう少し自然な動きをしてくれる可能性は十分にあります。
課題は記事内にもあった、「おもちゃ」という感覚を拭えるかどうかだと思います。そこを超えていくためには、愛嬌と弱さ、そして頼っている感が重要になってくると思います。
人のメンタルや健康を癒しによって良い状態に持っていくことを考えると、自分がいないとダメだという気持ちを想起させる必要があると思うんです。誰かに頼られている・自分の本音を打ち明けてもいい、そんな安心感のある空間を作ることができるかどうかが、とても重要になってくるように思います。
そうなると、出来るだけ自然な動きで、愛嬌があり、見捨てたらすぐに壊れてしまうかもしれないという気持ちをロボットで演出することができれば、このミッションは十分にクリアされ、多くの人のもとにロボットが行き渡ることになるのではないでしょうか?
ちなみに僕は、そういうロボットが普及することには賛成です。キテレツ大百科やドラえもんが、マスコット的に家にいる世界なんて面白いじゃないですか。アンドロイドは電気羊の夢を見るか?のようなディストピア展開が訪れるわけでもないでしょう。
それこそ、本物の飼育された動物とロボット動物が出会った時の反応というか、どのように共存されるのかには興味があります。また、人は同等に愛することが出来るのかにも関心があります。
もしかしたら、想像もつかないような犯罪や社会問題が起こるのかもしれません。でも、藤子・F・不二雄先生は、共存はありうるとしてマンガを描いています。僕は、あの少し不思議な世界が現実になってほしいと思っています。ゆるい日常の中に、少しだけ不思議だなと思える出来事が広がっている。それはとてもロマンがあるし、楽しい世界だと思うんです。
それに、この研究が進んでいけば、ブルーカラーさえも仕事をしなく済むようになる可能性があります。ロボットが働いてくれれば、人間が身体を壊すリスクは各段に減るでしょう。都市化や介護なども急速にレベルアップするはずです。
それは、SFなんかに登場する近未来の姿に近づくための一歩なのかもしれません。
こうした可能性のある研究・開発にお金が回ることは、悪い事ではないと思います。
今後もロボット関係の記事は増えてくると思っています。AIがこれだけ発達すれば、搭載する入れ物を作っていこうとする動きは自然だと思いますから。これからロボットがどのように進化を遂げ、どのように流通し、どのような役割をもっていくのか。この辺りに注目しながら、動向を追いかけていきたいなと思います。
というわけで、本日はこの辺で失礼いたします。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
また明日の記事でお会いしましょう!