【活動日誌】損切りの境界線
こんばんは。
少しだけセンチメンタルになっている男、小栗義樹です。
本日は活動日誌という名の日記です。
この1週間で体験したこと、気づいたことを自由に綴っていき、皆様に現在の僕を紹介していこうという試みです。
本日は、損切りの境界線というテーマで記事を書こうと思います。
損切り。
簡単に言いますと、習慣化してしまった無駄なこと、やらなくていいのに続けていること、利益にならないこと、リスクと利益を天秤にかけ、少量の利益しか得られない、または、少々損益を出していることを、上手に見極めてやめましょうという意味です。
これが上手に出来る人間は、ビジネスパーソンとして優秀という称号を得られる。最近はそういう考えが蔓延しているように思います。
別に間違っているとは思いません。ある程度は損切りをしないと、無駄なことに時間を費やしてしまったり、知らない間に損をしたりすることがあります。
でも、全部が全部「損切り」として片付けていいのでしょうか?
損切りとは、あくまで商品や事業、習慣化してる無駄なタスクに限り発動すべきであって、なんでもかんでも損切りとして片付けてしまうと、凄く大事なことを見落としてしまう可能性があるのではないかと思うのです。
僕はこの1週間、そんな事を強く思いました。正確に言えば、そう思う出来事に直面したのです。
上記はがやてっくのコンテンツの1つ「あーさんぽ」と言います。
越谷市を散歩して、風景を共有するために始めたコンテンツで、発足当初からやっている唯一のオリジナルコンテンツでした。
ですが昨日、そんなあーさんぽも終わりを告げることになりました。
理由は色々あります。
この理由については、メンバーシップ内で語らせて頂こうと思っております。
最終回を迎えるという決断は、僕も決定に加わっていますが、僕の意思ではありません。なんなら僕は、できれば続けたいと思っている側の人間です。
この記事は、本来は僕が更新するものではなく、登場人物が更新すべき記事です。ただ、色々な理由があって、この半年近くは僕が更新していました。
僕が更新していたことについて文句を言うつもりはありません。ただ、活動を途中でやめてしまい、それを損切りということで片付けることについては疑問が残っています。
フワッとした話になってしまいますが、損切りって一歩間違えば言い訳になってしまう可能性があるんです。
このコンテンツに害はありませんでした。追求すれば、続けておくことの意味が沢山あったと思います。
そもそも、損得勘定の軸はお金だけではないでしょう。お金を生むのには時間もかかるし、それ以外に貯まっていく別の資本もある。
総合的に判断し、シビアな目線で物事を見なければ、知らない間に大きな損をしている可能性は十分にあるのではないかと思うのです。
サラリーマンとして組織に属していると、こんな風に感じる場面って多いのではないでしょうか?
判断基準が少なく、満足いく判断ができていないのは、そのほとんどが己の勉強不足からきています。その勉強不足や努力不足という、本来は身から出た錆的な曖昧な事柄を、損切りという言葉が庇ってしまうというような構図って、意外とどこにでもあるような気がするのです。
何が言いたいかというと、僕は損切りを言い訳に使いたくないということです。
こういう自分の中にある隙みたいなものを庇ってしまう言葉や、本来の意味とは違い言い訳に使われてしまう言葉って、実は世の中にかなり蔓延っていますよね。
例えば、合理的な思考とかはそうじゃないでしょうか?
合理的な思考も損切りも、自分が無知で、もっと上へと思っている人はあんまり使いません。むしろ、正しい使い方をするためにかなり配慮しているように思います。
あまりに当たり前に蔓延してしまった言葉の中には、それが自分への言い訳になってしまう言葉も沢山あります。
言葉は凄く偉大です。発言した時点で、その人の人生さえも決めてしまいかねません。
だから慎重に使うべきだし、その中でも損切りという言葉は、取り扱いがとても難しいと思います。
損切りの境界線は、未だに僕にもわかりません。ケースバイケースですから。ただ1つわかることは、なんでもかんでも損切りとして片付けてはいけないということです。
それはどこかで言い訳体質に繋がるし、大きくて見えない損にも繋がります。辞めるなら辞めると素直に言い、再開するなら再開すると言う。
人に弁明する義務なんてないのですから、そこは正直になっていいと思います。
こうやって言葉にすることで、僕は自分を戒めていきたいなと思います。
言葉に惑わされて、負い目を感じる人生を歩みたくはないから。
何が参考になる話なのかわかりませんが、ここまで読んでくださりありがとうございました!
活動日誌では、自分の中で定まっていないことも含め、学んだことや体験したことをまとめていきます。
これからも楽しんで頂けたら幸いです。
というわけで、本日はこの辺で失礼致します!
また明日の記事でお会いしましょう!
さようなら〜