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最近、ワクワクしてる?

こんばんは!
出来る事ならば、ずっとドキドキワクワクしていたい刺激欲MAX男の小栗義樹です!

さぁ、今日は火曜日なので日記を書きます!

僕、最近とてもワクワクしたんです!

キッカケは、ある一冊の小説を読んだことにあります!

ロバート.A.ハインラインの「夏への扉」ってご存じですか?
1950年代のSF小説なんですけどね!これがもう、めちゃくちゃワクワクする仕上がりになっているんですよ!!

映画化もされているはずなのでかなり有名な作品なのではないでしょうか?

そこには明るい未来と、そんな未来に希望を持った主人公が登場します。

流れだけを簡単にお話ししますと、

・技術者の主人公が、大好きな発明とその発明のおかげで大きく成長した会社を親友と婚約者に奪われる

・自暴自棄になった主人公は現実逃避のため、その当時(1970年代)に流行っていたコールドスリープ(冷凍睡眠)を契約する

・色々あってコールドスリープを思いとどまり、自分からすべてを奪った元親友と元婚約者のもとへ。悪事を暴こうとするが、逆に薬によって洗脳され、コールドスリープに強制的に入れられる。

・主人公が目を覚ますと、そこには2000年から2001年のロサンゼルスが。新たな技術が発達し、世界はより便利なものになっていた。

・技術者の主人公は、その革新的な技術を1から学ぶ。なんと、その世界にいるロボットの原型は、主人公が作ったロボットから始まっていた。

・主人公は2000年の世界をそれなりに楽しむが、突然当時よく遊んでいた元親友の娘の成長を気にしだす。

・どうしても気になって、おさまりが効かない主人公は、ある学者が作りだしたタイムマシンにのって、運よく1970年代に戻ることが出来る。

・過去のあらいざらいを解決した主人公。最後に元親友の娘とある約束をして、もう1度コールドスリープに入り、2000年の世界へ舞い戻る。

むちゃくちゃ手抜きで書いた流れになっています。この物語において大事になってくる猫・親友の娘・株・会社・ロボットなどの部分は省いています。興味がある方は、小説を読んでみてくださいね!

さて、どうして僕が夏への扉を読んでワクワクしたかといえば、この主人公が未来技術の発展と世界の成長に希望を持っているからです。

最近の日本の状況を見てどうですか?

なかなか希望は見いだせない雰囲気になっていませんか?

ムリゲーだと諦めている感じがひしひしと伝わってきませんか?

日本人は一度、全員がこの「夏への扉」を読めばいいと思います。夏への扉は、謙虚に学ぶ姿勢・新しいものを受け容れる好奇心・得意なもの、好きなものに真っ直ぐな心・未来を変えようと努力する姿が詰まっています。

まさに、今の日本人に必要な要素じゃないでしょうか?

発信された不安を真に受けて絶望したり文句を言ったりする暇があるならば、こういう物語を読んでテンションを上げて、子供のころに感じたあのワクワク感を取り戻した方がいい。その方がよっぽど健全ですよ。

未来を変えるのにリスクがつき纏うのは当然で、それでも一歩を踏み出さないと始まらない。そんなメッセージが、非常に分かりやすいお話で展開されています。しかもですよ、出てくる機械・ニュース・システムが、どれもめちゃくちゃ魅力的です。こんな世界に住んでみたい。そう思わずにはいられない要素があちこちに散りばめられているのです。

今から70年以上前に出版され、物語の舞台さえ20年も前の話なのに、全然古くないのです。

SFって読むのが難しくて大変な印象ありませんか?
僕、同作者の「宇宙の戦士」や「栄光の道」は、最初難しくて全然分かりませんでしたし、アイザック・アシモフが書いた「夜来たる」もよく分かりませんでした。SFに関しては、ある程度の年齢(16歳くらい)になり、松本零士さんの漫画「ワダチ」を読むまで、その面白さの一端を掴むことが出来なかったのです。

それくらい読み方も楽しみ方も難しい代物だなと思っていたわけです。

ちなみに僕はワダチ以降、ジョージ・オーウェルの「1984」やH.G.ウェルズの「タイムマシン」なんかをむさぼるように読みました(笑)

断言します。

僕のSFバージンが夏への扉だったなら、僕はもっと早くSFにのめり込むことになっていたでしょう。

それくらいこの本は分かりやすいです。しかも、過度な説明はなく、物語の推進力だけで技術やシステムの説明をしてくれます。これはもちろん、翻訳家さんの力もあるでしょうけど、とにかくそれだけ分かりやすいのです。

SF小説の面白さを掴むのに、これほどちょうどいい教材はないと思います。しかも、見る人に元気を与えてくれる。素晴らしい1冊なのではないでしょうか。

まだ読んだことが無い方がいればぜひ。オススメです!
ドラえもんみたいな感覚でいけます(笑)

アマゾンにもあるし、ブックオフに行けば文庫本で買えます。

あ、良ければお貸ししますよ(笑)
コメント欄に「貸して-」と書いてくれれば(笑)
方法はおいおい考えましょう(笑)

これから夏本番。あなただけの夏への扉。この本で見つけてみてはいかがでしょうか?(笑)

それでは、また明日の記事でお会いしましょう。



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