サラリーマン vs ひとりビジネス〜組織の中身について考える〜
私は、企業の社員として現在携わっている仕事が好きで、これからも関わり続けたいと考えています。
しかし、ひとりビジネスについて考えることもあります。
結局、好きな仕事を、企業の中と自身で興した会社の中のどちらでするか、の違いだと思うからです。
本日は、佐藤伝さんの“ひとりビジネスの教科書”を読みながら考えた、組織とは何か、について共有させていただけたらと思います。
本書の“おわりに”に記載された次のフレーズが、最も印象に残りました。
それは、
“組織の中で縛られて不自由に働くのではなく、「ひとりビジネス」をする者同士が、ゆるやかにつながりながら、お互いのヒューマンネットワークを活かしつつ、社会に貢献していく”
です。
企業のサラリーマンとして働くこととの違いを明確にした記載かと思います。
サラリーマンの場合、出来上がっている組織の中に入り込み、そこで成果をあげていきます。
一方で、ひとりビジネスの場合、成果をあげられる(あげたいと思っている成果がある)人が集まり、結果的に組織が生まれます。
会議に出席した際、よく“鶏が先か、卵が先か”という言葉を聞きますが、
今回の“人が先か、組織が先か”という話には当てはめられないと思いました。
どちらが先かによって、明らかに出来上がるものが異なりますよね。
ひとりビジネスの方が、自分がやりたいことを直接的に社会への貢献に繋げられると改めて感じました。
会社での私が、上司のために、もしくは、他部署のために仕事をしていることがない、と言い切ることは難しいです。
人の熱量が作り出した組織は、非常に魅力的であります。
サラリーマン生活において、とあるメンバーと仕事を進めた際に、他の仕事よりも本気度が増した経験があります。
そんな組織をいつも作れるよう、まずは私が出来ることを増やしていけたらと思います。
NOTEを更新するだけでなく、クラウドワークスでライターとして活動し始めたことは、
組織の一員ではなく、人としての、私の熱量のベクトルを見つけるきっかけになりそうです。
本書にも書かれていましたが、何もかも一人でこなせる人はほとんどいません。
“ひとり”ビジネスといっても、文字通り一人で仕事をしている人なんていないのです。
そんなの当たり前、と今は思いますが、
本書を読むまでは、孤独に仕事をするイメージが取り払いきれずにいました。
サラリーマンとして生活することのメリットを、社会人になってから幾度も体感しています。
しかし、ずっとサラリーマンを続けるかを決めることは、別の立場を体験してからでも遅くありません。
様々な立場を体験し、最終的に私の目標を作り上げたいと思います。
ではまた、次の投稿で。