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1年前(2020年2月)コロナの症状で、どの病院、会社や同僚にも信じてもらえなかった体験談!症状的には確実にコロナウイルス感染症なのに... 中編

症状が改善することなく、ガクガク震えながら明日にはよくなるはずだ!と思い耐え続けたが、夜の時点で39.4℃まで上がっていた。

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インフルエンザのB型ってこんなに熱上がるのか?と思いながら震える手でググってみたら、多くはないが高熱を出すパターンもあると書いてあった。ま、こればっかりは仕方ないよな。と割り切って薬を飲んでまた横になった。
22時ぐらいには少し症状が落ち着いてきたのだが、悪寒や倦怠感はまだ残ったままだった。その後は、悪寒に耐えながらひたすら時計と睨めっこ!寝たくても寝れない状態が朝まで続いた。
結局、まともに寝れたのは2時間ぐらいだったと思う。ぼーっとした状態で時計を見ると、朝の7時過ぎ!まだ37.7℃の熱があった!

前日程の悪寒や倦怠感はおさまったものの、今度は強烈な喉の痛みに襲われていた。飲み物すら喉を通らないほどの炎症を起こしていた。
2日目は喉の痛みかよ!と思ったが、痛みを我慢しながら水分補給や一口つまんで胃に物を入れることなどをして夜まで横になっていた。その甲斐あってか、夜には熱も37.3℃まで下がって一安心した!(これで明日から働ける)食欲のなさと喉の痛みは変わらずあったものの、熱が下がった事で精神的には楽になっていた。
が、寝て起きてみるとまた熱がぶり返していた。
38.5℃!
嘘だろ!正直、これが第一声だった。

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3日目は熱がとにかく下がらず38℃台をウロウロ。食欲もないままだし、喉の痛みもとれない!普段、風邪はひきやすいもののインフルエンザと無縁の体だったのだが、この時ばかりはさすがにインフルエンザってヤバいなって思った。
一人暮らしで、頼る人も近くにいない状態だと、こういう体調になると。ほんとに人のありがたみを感じる!

熱は下がらないものの、なんとか寝れはしたので寝ていたが、夜中に目を覚まして熱を測ると。
また上がってる。38.8℃

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もう勘弁してよって思うも、耐えるしかないのでまた横になって眠りにつく。
4日目の朝、目覚めると37.3℃。お!遂に下がって来たー!
と喜びながら、食欲も回復していたので軽食で胃に物を入れ様子を見ていた。

寝ずに過ごしていたせいか、夕方にはまた熱が38.0℃まで復活!
もういいって!明日病院行こうって思い。その日は早めに寝た。

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さすがにこんなにも熱が続くと慣れたもんで、ある程度の悪寒や倦怠感はあっても寝れるようになるらしい。
5日目、もう熱を測る気すら失せていた。
夕方まで動く気がなくぼーっとしていたが、さすがにそんなに休むのも嫌なので、病院に行って先生に相談した。
「一応、レントゲン撮りましょうか。」
レントゲン撮ってはみたものの、全然異常無し!

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「うーん。肺に影はないから問題ないですね。もうちょっと様子をみましょうか!」
先生にそう言われ、しぶしぶ帰る。
もういいや!と不貞腐れながら家で籠る。
食事や水分はわりかし取れるようになっていたので、病院の帰りに買い物して帰宅したから、家で買った物を食べる。

すると、「ん!?なんだこれ?こんな味しなかったっけ?」いつも好んで食べていた物が、味がしない。なんならいい香りすらしてない。
おい!ちょっと待て!なんだこれは。って一人でプチパニック!


急いで、食べ物が匂いをしてないのか、自分がおかしいのかチェックするためキッチンへ。
体調悪くなる前に飲んでいたリンゴ酢を嗅いでみた。
やっぱり匂いがしない。しかも酢なのに全く咽せない。瓶の中に鼻をつけながら深呼吸。
やっぱり匂いもしないし咽せない!
遂におかしくなったわ!って思い一人で爆笑!

後々、テレビの報道や芸能人などがコロナの症状を紹介していて知ったのだが、コロナ感染者の中には嗅覚や味覚の異常がある人もいるようだった。でもその報道などは2月の終わりになってからで、自分がその症状に襲われたのが2月16日!世間一般からしたら、何それ?って笑われる程度。会社や同僚に話したが、結局信じてもらえなかった。

後編へ・・・



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