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5年後のビジョンを共創し、全社展開まで描いたSpeakBUDDY未来合宿

「合宿で描いたビジョンからすると、日常に戻ってのタスクや時間の使い方が違うなーとモヤモヤを感じました。」

昨年(2023年11月)、AI英会話「スピークバディ」やオンライン英語コーチングを提供するAI英語学習スタートアップ、株式会社スピークバディさんの、経営陣、マネージャー陣による未来合宿を実施しました。その後のフォローアップでいただいたコメントです。
コメントからも伺えるように、合宿を経て、それまでよりも理想の未来に対する視座と解像度が上がったのが印象的でした。
今回の記事では、この「スピークバディ未来合宿」について、実施した背景や、実際に行ったことや変化について、ご紹介していきます。


合宿の背景

今回の合宿は、2023年のICC(INDUSTORY CO-CREATION)のプレイベントの経営合宿テーマのセッション「経営合宿 虎の巻 ー 課題別 経営合宿アジェンダ大公開」にて、合宿人代表の「もてけん」が登壇した際、ご縁があった代表の立石 剛史さんからご依頼をいただきました。

合宿実施の背景としては、策定中である5年後のビジョン(5年後の理想の姿)を新しく参画したマネージャー陣と共に創り、共有をしたいとのことでした。

今回の合宿場所は、高尾山口駅前にあるおなじみのタカオネです。

合宿人の合宿でも何度も利用させていただいているタカオネですが、
実はスピークバディの人事の坂根さんからご紹介をいただいたことがきっかけでご縁の繋がった、合宿人でもよく使わせていただいている施設です。

新宿から電車で1時間の高尾山口の駅前という、東京から行きやすい好立地で、人数に合わせて大中の占有スペースが確保でき、外を歩けば自然を感じられる、合宿にはとても使いやすい施設です。夕食のバーベキューは立石さんも絶賛をしていたほど量も質も充実し、夜は焚き火を囲み地ビールやホットワインを楽しみながら語り合う。今回も自然を感じながらもセッションに集中できる快適な合宿ができました。

今回のファシリテーターは、合宿人のもてけんと、名古屋地区にてVCとスタートアップインキュベーション施設で活動している、山本有里さんにサポートいただきました。

合宿のアジェンダ

合宿人が提供している未来合宿は、「関係の質」「思考の質」「行動の質」「結果の質」の4つの質サイクルの流れを一周する合宿体験を参加者全員で共創することで、未来への勢いと組織文化を創るプログラムになっています。

合宿人の合宿では、「ライブ感」を大事にしており、
アジェンダは、上記の流れを元に、事前のヒアリングを通して設計していますが、当日はアジェンダを予定通りにこなすのではなく、当日の状況と流れに応じて柔軟に動的に進行をすることが特徴です。
実際に実施したアジェンダはこんな感じになりました。

今回の合宿では、「会社の歴史を紡ぐ」と「理想の未来に向けたテーマ対話」の2つのパートが特徴的であったと感じています。

トップ渾身の「会社の歴史」を、各自のストーリーを重ねて紡ぐ

今回のスピークバディの合宿で一番の盛り上がりを見せたのは、アジェンダの中の「会社の歴史を紡ぐ」パート。

代表の立石さんから、創業から今に至るまでを1年単位で振り返る資料をもとに、歴史の共有がスタートしました。なんとも渾身の資料です!

ジョインしたタイミングの異なるマネージャー陣にとって、創業からこれまでの会社の歴史は、断片的な情報として耳にしたことはあっても、全貌や当時がどんな感じだったのかについては、中々聞く機会は少なく、かつ認識も違っていたりします。
そのような中で、立石さんから語られたスピークバディの歴史のストーリー。

「ずっと右肩上がりで成長をしてきたと思っていましたが、そうでない時もあったのですね。」

このようなコメントも出てきました。

このパートでは、起きた事実に加えて、当時の感情や解釈も共に共有されたことが大きなポイントでした。創業前から、会社がどんな背景でどんなドラマがあって創られてきたものなのかという「今」へのコンテキスト(文脈)が紡がれ、その上でこれからの未来をどのように捉えていくのかという深い学びのある、充実した対話となりました。

テーマセッションでは「ビジョンをどう全社に広げるか?」までも計画

このパートでは、経営陣とマネージャー陣が共に描いたビジョンである、
「アジアのグローバル化を牽引するAI言語習得スタートアップ」
こちらの実現に向けてこれからどんなチャレンジをしていくのか?というテーマと、

今回の未来合宿で臨場感を高めた「ビジョン・ミッション・バリュー」やそこに向かう熱量を、どう全社を巻き込んで広げていくかというテーマで、
合宿中にその後の進め方を具体的に話し合い、大まかな計画を立てたというのも特徴的でした。

未来合宿後の全社ワークショップ

合宿後にビジョンと熱量を全体へ広げるためのアクションは早速実行に移されました。
12月の全員が集まる、「イヤーエンド」の会の一部に、合宿人のファシリテーションで全社ワークショップを実施させていただき、全社に向けたビジョンの共有と対話を行いました。
このワークショップでは、経営・マネージャー陣からビジョンを一方的に伝えるのではなく、策定の想いと背景を共有をした上でそれぞれのメンバーのビジョンへの理解を深め、「自分(個人)としてはどのような未来を実現したいのか?」を描き、実現に向けたチャレンジを創出しました。

また、合宿とワークショップの後にコーポレートサイトもリニューアルされ、新たなサイトでは合宿で描いた新しいビジョンや世界観が表現されています。

最後に

代表の立石さんを筆頭に、クレバーな印象のあるスピークバディの皆さんでしたが、合宿ワークの即興劇のパートにも躊躇することなく乗り掛かって盛り上がる姿をみせていただき、バランス感のあるチームの個性を感じさせていただいた素晴らしい合宿でした。

知的な冷静さと情熱の双方をを持ち合わせた、素晴らしいチーム力のあるスピークバディではビジョンを実現していくためのメンバーを募集しているとのことですので、ご興味のある方はぜひ以下のページをご覧ください。


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