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『God in the spotlight ①手力雄(てぢからお)』

皆(みな)さん、こんにちわ。

臥龍桜(がりゅうざくら)と言います。

今日は皆(みんな)に日本の神様を紹介(しょうかい)したいと想います。

その前に、、、

実は、、、神様って

『様(さま)って言われるのが、あまり好きじゃないんです。』

だから今日は『神さん』って言いますね。


日本には沢山の神さんがいるので、その中から

皆(みんな)に紹介(しょうかい)したい神さんは〜


こちらの方です!

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※扉を押している神さんです。

『手力雄(てぢからお)(たぢからお)さん』

または

『天之手力男(あまのたぢからお)さん』

と言います。

日本にはみんなが毎日勉強に使っている

『教科書(きょうかしょ)』や『辞書(じしょ)』に似た『本』があります。

その本の名前は

『古事記(こじき)と日本書紀(にほんしょき)と言います。』


学校の授業でも一度は名前を聞いた事があるんじゃないかな?

この古事記(こじき)日本書紀(にほんしょき)と言う本の内容をみんなにもっと分かりやすく言うと。

『日本の昔ばなしの本です。』

『神話と言われる日本の神さんのお話しが書かれている本です。』


この古事記(こじき)日本書紀(にほんしょき)の本の中に登場する神さんが

『手力雄(てぢからお)(たぢからお)さん』

または

『天之手力男(あまのたぢからお)さん』

と言います。

自分の言いやすい名前で呼んであげてくださいね。

今日は『手力雄(てぢからお)さん』と言います。


手力雄(てぢからお)さんのお父さんは

『思金神(おもいかねのかみ)さん』と言います。

または

『八意思兼神(やごころおもいかねのかみ)さん』とも言います。


今日は『思金神(おもいかねのかみ)さん』と言います。


じゃあお母さんは誰ですか?

って言う声が聞こえてくるけど

日本の昔ばなしの古事記(こじき)や日本書紀(にほんしょき)には

お母さんの名前は出てこないんです、、、、

でも、後でもう1つ

『日本の昔ばなしの本の話』をします。

そこには『お母さんも出てくるから』安心してくださいね。

じゃあ、手力雄(てぢからお)さんのお話しをします。

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手力雄(てぢからお)さんは日本の昔ばなし古事記(こじき)日本書紀(にほんしょき)の中で、大切な事をしました。

どんな事をしたか?

今、僕達が住んでいる日本には太陽の神さんがいます。

名前は『天照大御神』(あまてらすおおみかみ)さん。

と言うお姉さんの神さんです。

絵の1番上のお姉さんです。

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天照大御神(あまてらすおおみかみ)さんと言うお姉さんの神さんには兄弟が2人いました。

1人は

『建速須佐之男命(たけはやすさのうのみこと)さん』

と言う名前のお兄ちゃん。

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須佐之男(すさのう)さんと呼んであげてください。


もう1人は

『月読命(つくよみのみこと)さん』

と言う名前のお兄ちゃん。

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月読(つくよみ)さんと呼んであげてください。


その

天照大御神(あまてらすおおみかみ)のお姉さんと

須佐之男(すさのう)お兄ちゃんが、、、、、、

『兄弟喧嘩(きょうだいけんか)をしました。』


須佐之男(すさのう)お兄ちゃんが

天照大御神(あまてらすおおみかみ)お姉さんや周りの神さん達に意地悪(いじわる)をして

怒った天照大御神(あまてらすおおみかみ)のお姉さんは、、、、、、

『洞窟の中に隠れてしまいました。』


天照大御神(あまてらすおおみかみ)お姉さんは

『太陽の神さんです。』


だから天照大御神(あまてらすおおみかみ)お姉さんが洞窟(どうくつ)に隠れてしまい、洞窟(どうくつ)の前に大きな岩の扉を置いてしまいました。

それで、、、、困った事が起きました。

『一日中、、、夜になってしまったのです。』

それに困った神さん達はどうにかして

天照大御神(あまてらすおおみかみ)お姉さんが洞窟(どうくつ)から出てもらう方法はないかと話し合いをしました。

『そして1つの方法を思いつきました。』


みんなで洞窟(どうくつ)の前で『お祭り』をして。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)お姉さんに

『あれ?私が洞窟(どうくつ)に隠れてるのにどうして、みんなは楽しそうにしているの?外では何が起きてるんだろう?』

と興味を持ってもらい

『洞窟(どうくつ)の前に置いた大きな岩の扉を少し開けて天照大御神(あまてらすおおみかみ)お姉さんが、、、、

外を覗(のぞ)いた時に岩の扉を無理やり開けてしまうという方法です。』


そして、神さん達はお祭りの準備をしました。

伊斯許理度売命(いしこりどめのみこと)さんが『八尺鏡(やたのかがみ)』を作りました。

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※この様なイメージの鏡です。裏はピカピカ。


玉祖命(たまのおやのみこと)さんが

『八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)』を作りました。

※勾玉

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天児屋命(あまのこやねのみこと)さん

太玉命(ふとだまのみこと)さん達は

榊(さかき)という木を根本から掘り起こして

榊(さかき)の木に

※榊(さかき)の枝(えだ)お家で見た事ある子もいるんじゃないかな?

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『八尺鏡(やたのかがみ)』

『八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)』

『綺麗な布』を飾りつけました。


みんなに分かりやすく言うと

『クリスマスツリーの様な感じです。』

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そして

このクリスマスツリーの様な『榊(さかき)の木』に

祈祷(きとう)をしました。

分かりやすく言えばお願い事をしました。

そして

『天宇受売命(あめのうずめ)』お姉さんが踊り(おどり)を踊り(おどり)ました。

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そして皆(みんな)が楽しげに笑っていると、、、

天照大御神(あまてらすおおみかみ)お姉さんは

『私が洞窟の中に隠れているから外は夜のはずなのに、、、何で皆(みんな)楽しそうにしているの?』

と想い。

『岩の扉を少し開けて外を覗(のぞ)いて見ました。』


その時を待っていた

『手力雄(てぢからお)さんが、天照大御神(あまてらすおおみかみ)お姉さんの手を取り岩の洞窟から引き出しました。』

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そして

『天児屋命(あまのこやねのみこと)さんと太玉命(ふとだまのみこと)さんが

天照大御神(あまてらすおおみかみ)お姉さんが隠れていた洞窟(どうくつ)に

※『注連縄(しめなわ)』を張り。

『再び中に入ってはいけません!』と天照大御神(あまてらすおおみかみ)お姉さんに言いました。


※注連縄(しめなわ)です。神社で見た事ある子もいるんじゃないかな?

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そしてようやく

『夜が終わり朝が来ました。』

この様な昔ばなし、神話(しんわ)が『古事記(こじき)』や『日本書紀(にほんしょき)』に書かれています。

でも『古事記(こじき)』と

『日本書紀(にほんしょき)』に書かれている昔ばなしのお話しの内容は少し違います。


また手力雄(てぢからお)さんが、天照大御神(あまてらすおおみかみ)お姉さんが隠れていた洞窟(どうくつ)の前に置かれた

『岩の扉(いわのとびら)』

『岩戸(いわと)と、とも言います。』

岩戸(いわと)を放り投げて新潟県(にいがたけん)まで飛んで行ったという、お話しもあります。

その岩戸(いわと)が落ちた場所が新潟県(にいがたけん)の

『戸隠神社(とがくしじんじゃ)だと言われています。』

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※新潟県まで岩戸(いわと)が飛んで行っている時に岐阜県(ぎふけん)に岩戸(いわと)のカケラが落ちたと言われている場所があります。

そこは『岐阜県(ぎふけん)の戸隠(とがくし)神社です。』

岩戸(いわと)のカケラはこれです。

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実際に見ると、とっても大きいカケラです。

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この様に手力雄(てぢからお)さんが天照大御神(あまてらすおおみかみ)お姉さんを岩の洞窟から出さなかったら、、、

今も。

もしかしたら、、、『夜のまま』だったかもしれませんね。

さて。

手力雄(てぢからお)さんのお話しが書かれているのは『古事記(こじき)』『日本書紀(にほんしょき)』だけではありません。

最初の方で、みんなに言いました。

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後でもう1つ

『日本の昔ばなしの本の話』をします。

そこには『お母さんも出てくるから』安心してくださいねと。

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そのもう一つの日本の昔ばなしの本の名前は

『秀真(ほつまつたえ)』と言います。


古事記(こじき)日本書紀(にほんしょき)の昔ばなし、神話、神さんのお話しの内容が違う様に『秀真(ほつまつたえ)』もお話しの内容は違います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーでも『違っているから駄目』ではないんです。

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皆(みんな)が居る『日本』という国には、沢山の歴史があって

古事記(こじき)や日本書紀(にほんしょき)や秀真(ほつまつたえ)以外にも沢山の昔ばなし、神話、神さんのお話しがあります。

その1つ、1つのお話しの内容が違ったりします。もちろん同じ話もあります。

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例えばプリキュアとかも。

2人はプリキュアから

2人はプリキュアMAX Heart

ハートキャッチプリキュア

HUGっと!プリキュア

トロピカル~ジュ!プリキュア

などなど同じ『プリキュア』でもお話しや主人公が変わる様に。

仮面ライダーやガンダムとかも同じ様にお話しや主人公が変わるよね。

だから

昔ばなし、神話、神さんのお話しが違っても良いんです。

だから

皆(みんな)には『違っている』という事を、『悪い事とは想わないでほしいと想います。』


ーーーーーーーーーーーーーーーーー『1つ、1つが日本の大切な物語です。』 ーーーーーーーーーーーーーーーーー


ではお話しは『秀真(ほつまつたえ)』のお話しに行きます。

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『秀真(ほつまつたえ)』では

手力雄(てぢからお)さんのお父さんは

『思金神(おもいかねのかみ)さん』です。

お母さんは

『稚日女尊(わかひるめ)さん』という名前です。


『秀真(ほつまつたえ)』

では

天照大御神(あまてらすおおみかみ)お姉さんはいません。

でも

天照大御神(あまてらすおおみかみ)お兄さんはいます。

そして

天照大御神(あまてらすおおみかみ)お兄さんには、お姉さんがいます。


そのお姉さんが

『稚日女尊(わかひるめ)お姉さん』です。

そして

稚日女尊(わかひるめ)お姉さんの子供が

『手力雄(てぢからお)さんです。』


手力雄(てぢからお)さんは4人兄弟でした。


『天表春命(あまうわはるのみこと)さん』

『天下春命(あましたはるのみこと)さん』

『伊岐志邇保命(いきしにほのみこと)さん』


という名前の兄弟が3人いました。


天表春命(あまうわはるのみこと)さん

天下春命(あましたはるのみこと)さん

伊岐志邇保命(いきしにほのみこと)さん

の3人は

天照大御神(あまてらすおおみかみ)お兄さんの奥さん


『瀬織津姫 (せおりつひめ)お姉さん』


2人の間に出来た子供。

『天忍穂耳尊(おしほみみ)さん』

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※天照大御神(あまてらすおおみかみ)お兄さん

瀬織津姫(せおりつひめ)お姉さんの

子供が『天忍穂耳尊(おしほみみ)お兄さん』です。

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『天忍穂耳尊(おしほみみ)お兄さん』の奥さんは

『栲機千々姫(たくはたちちひめ)お姉さん』


2人の間に出来た子供が

『櫛玉火明命(くしたまほのあかり)お兄さん』

『瓊瓊杵尊(ににきねのみこと)お兄さん』

です。

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※天忍穂耳尊(おしほみみ)お兄さん

栲機千々姫(たくはたちちひめ)お姉さんの

子供が

『櫛玉火明命(くしたまほのあかり)お兄さん』

『瓊瓊杵尊(ににきねのみこと)お兄さん』

の2人です。

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この

『櫛玉火明命(くしたまほのあかり)お兄さん』

天表春命(あまうわはるのみこと)お兄さん。

天下春命(あましたはるのみこと)お兄さん。

伊岐志邇保命(いきしにほのみこと)お兄さん。

の兄弟は

『アスカ』という『街』を大きくする為に

一緒にアスカに行きました。

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そして

手力雄(てぢからお)さんは

『瓊瓊杵尊(ににきねのみこと)お兄さんと一緒に

『八州巡り(やしまめぐり)をしました。』


※八州巡り(やしまめぐり)とは、分かりやすく言うと。


『日本全国を旅する』という事です。


何故『日本全国を旅したか?』というと。

『瓊瓊杵尊(ににきねのみこと)お兄さんは田んぼを造る事が得意(とくい)で

日本全国に新しい田んぼの造り方を広めたいと想っていたからです。』


そして

『とても力の強い手力雄(てぢからお)お兄さんと一緒に日本全国を旅をして、新しい田んぼの造り方を皆(みんな)に教えていきました。』


日本全国を旅をしながら、新しい田んぼの造り方を教えていった

瓊瓊杵尊(ににきねのみこと)お兄さんと

手力雄(てぢからお)お兄さんの1番大変だったと想う事があります。

それは

ーーーーーーーーーーーーーーーーー『八湖(はっこ)を造ること。』     ーーーーーーーーーーーーーーーーー

八湖(はっこ)とは

富士山の周りにある湖(みずうみ)の事です。


沢山の田んぼを造りたかった。

それには『沢山の水』が必要になる。

だから

『富士山から湧(わ)き出てくる水を  貯(た)めておける様に湖(みずうみ)を造る事にしました。』


東に『山中湖(やまなかこ)』

東北に『明見湖(あすこ)』

北に『河口湖(かわぐちこ)』

北西に『本栖湖(もとすこ)』

西に『西湖(にしのうみ)』

※今は『さいこ』と言われています。

西南に『精進湖(きよみこ)』

※今は『しょうじこ』と言われています。

南に『四尾連湖(しびれこ)』

東南に『須戸湖(すどこ)』


今の茨城県(いばらぎけん)の土浦(つちうら)の人々と

瓊瓊杵尊(ににきねのみこと)お兄さん

手力雄(てぢからお)お兄さん達が協力して

『八湖(はっこ)を造りました。』

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そして

田んぼも沢山造りました。

でも

『今から約3000年前に富士山が噴火して、八湖(はっこ)のうち3つが埋まってしまいました。』

だから今は

『八湖(はっこ)とは言いません。』

今は

『富士五湖(ふじごこ)と言います。』

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その湖(みずうみ)が今でもあって、田んぼの水に使われたり

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皆(みんな)が楽しんだり、休憩(きゅうけい)したりリフレッシュする大切な場所になっていますね。

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皆(みんな)の中にも行った事がある子もいるんじゃないかな?!

さぁ皆(みんな)との楽しい時間も、そろそろ終わりです。

『手力雄(てぢからお)お兄さん』のお話しはどうでしたか?楽しかったですか?


力持ちで優しい手力雄(てぢからお)お兄さんは

『戸隠(とがくし)神社』

『岩戸(いわと)神社』

『手力雄(てぢからお)神社』

と言われる神社にいます。

図書館の地図で調べてみたり先生に聞いてみたり

お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんに聞いてみたり。

パソコンやスマホで調べてみたら

意外と皆(みんな)の周りの近くに

手力雄(てぢからお)お兄さんが居るかもしれませんね。

今日は皆(みんな)に大人の人があまり知らない

『秘密』を教えて終わりにしたいと想います。


皆(みんな)は伊勢神宮(いせじんぐう)って知ってますか?


伊勢神宮(いせじんぐう)には内宮(ないぐう)と言われる場所があります。

その伊勢神宮(いせじんぐう)の内宮(ないぐう)には

『正宮(せいぐう)』

『皇大神宮(こうたいじんぐう)』と言われる場所があります。

分かりやすく言うと

皆(みんな)が神社に行った時に

手を叩いたり、頭を下げたりする所です。

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ここには

『天照大御神(あまてらすおおみかみ)お姉さんが居ます。』

でもそこには

『相殿(あいでん)と言われるものがあります。』


その相殿(あいでん)には、、、、、、、、、、


『天忍穂耳尊(おしほみみ)お兄さん』の

奥さんの

『栲機千々姫(たくはたちちひめ)お姉さん』



『手力雄(てぢからお)お兄さん』が居るんです(^_^)


もし皆(みんな)が伊勢神宮(いせじんぐう)の内宮(ないぐう)に行く事があったら。

天照大御神(あまてらすおおみかみのお姉さん

栲機千々姫(たくはたちちひめ)お姉さん

手力雄(てぢからお)お兄さん

の名前を呼んであげてください。

コッソリでも良いよ。

で自分の名前と住所をそれもコッソリで良いから言ってみてね。

皆(みんな)に良い事が起きるかもしれないから^_^


じゃあ今日は、ここまで。

皆(みんな)が楽しい時間だったら嬉(うれ)しいです。

ありがとう。

臥龍桜でした。

m(._.)m


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