『こたつにミカン』⁉
まだ日中は暖かさもありますが、朝晩はだいぶ冷んやりしてきましたね。
寒くなってくると恋しくなるのが“ぬくぬく・ぽかぽか”代表、こたつです!そのお供と言えば、やっぱりミカンですよね。お家にこたつが無くてもイメージできてしまうその風景は、日本の冬の象徴だなとしみじみ感じます。
それは体感温度という以上に、そこで家族とテレビを見たり、兄弟喧嘩をしたり…と、今思い返すと“あったかい”団欒の思い出とセットになるから、より強く印象に残るシーンなのかもしれません。きっと皆さんも、そんな自分たちだけの”こたつにミカン”がありますよね。
今回は、11/29(日)にスポーツガーデン香椎にて開催される『食と健康のグッドサイクルフェスタ』にて、『動く絵本ゲーム制作体験』を担当する、高橋グループ社員、樋渡さんから、その企画のお話を伺ってきました。
(https://peraichi.com/landing_pages/view/goodcyclefesta)
そこには、これからの時代の家族団欒のヒントが隠されているかも!?
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今回のイベントでは、「スプリンギン」というアプリを使用した親子プログラミング教室を開催します。“プログラミング”と聞くと小難しく聞こえるかもしれませんが、小学校では必修科目にもなりました。高橋グループでは、このアプリを使ったオリジナルのプログラミング教室を今後も開催する予定で、今回はその第一弾です!
沢山の『成功体験』を、“ゲーム感覚”で味わおう!
―――実際に樋渡さんが体験して感じるスプリンギンの魅力はどんなところですか。
具体的な内容や詳細は公式HP(https://www.springin.org/jp/)に記載がありますが、体系的にプログラミングを学んだ経験が一切ない私が感じる最大の魅力は、まさに“ゲーム感覚”で老若男女問わず誰でも気軽に楽しめることだと思います。
スプリンギンは、仕組みさえ分かれば、色んな技を工夫して組み合わせることで、少しずつ仕掛けの難易度を上げたゲーム作りができます。次々と難題をクリアする“ゲーム感覚”が、次の新しい一手にチャレンジする思考や行動力をくすぐってくれ、壁を乗り越えた先に得られる成功体験=「自分でできた!」をどんどん生み出してくれるんです。
まさにその創意工夫の過程が、知らず知らずのうちにプログラミングの基礎の習得だけでなく、『問題解決の思考』や『クリエイティブな思考』そのものを養ってくれます。
更にこのアプリは、タブレット端末さえあれば誰もがどこでも遊ぶことができるので、例えば親子、祖父母や孫、といった世代を超えた家族間のコミュニケーションツールにもなると考えます。親御さんたちは、我が子の思いもよらぬ発想力に喜んだり、逆に刺激をもらったりすることがあるかもしれません。おじいちゃんおばあちゃんであれば、ゲームを通じてお孫さんとお家で一緒に楽しむことができるし、ご自身の脳トレにもなると思うんです。遊びながら心身ともに元気になれるなんて、一石二鳥ですよね(笑)
自力で解決できることこそが快感!!
―――スプリンギンの教室を通じて子どもたちに伝えたいことは、どのようなことですか。
『考えることはたのしい!』ということです。
こんなゲームを作りたい!と漠然と頭の中に描くものを具現化していくことは、最初は誰しも難しく感じると思います。躓いたとき、その適切な乗り越え方が分からないままだと、苦手意識が芽生えて子どもたちもきっと飽きてしまうと思うんです。だからこそ、ツールの意味や考え方のコツといった基礎の部分は、最初の段階でしっかりお伝えします。その上で、“答え”は教えたくないな、と考えています。
私自身、トライ&エラーの中で自分なりの答えに向かって追求することが一番面白い!と思うんです。例えば数学の問題は、ひとつの答えを導くのに使える公式が何通りもあるし、試すうちに違う道順を自分なりに発見することが醍醐味だったりします。
同様にスプリンギンでも、理想の動きをデザインする組み合わせは何通りもあります。分からない問題を、いくつもある道順の中から自由に選択して自力で解決できた経験にこそ大きな充実感があり、その快感は忘れないものです。この積み重ねが、考えることは「難しい」のではなく、「たのしい!」に繋がると考えます。自発的に考える力をポジティブに培うことは、プログラミングというスキルを超えて、“正解”のほとんどない社会に出たときに、本人のメンタル面にも大きな効果を発揮するはずです。
コミュニケーションツールの新しいかたち
―――このプロジェクトを今後どのように展開し、未来へ活かしていきたいですか。
私たちが開催するスプリンギン教室では、少人数だからこそできるコミュニケーションのカタチを大切にしたいと考えています。学校での授業のように一方的に教え受動的に学ぶ、というのではなく、自分のゲーム作りで工夫した点を全員で発表し合ったり、子どもたち同士で教え合ったりしてインプットとアウトプットの両方の場を設けるつもりです。それを繰り返すことで、子どもたちの「自分でできた!」から生まれる自信を育むお手伝いがしたいです。
これはまさに、高橋グループとして大切にしていることでもあり、エスタで行っている運動教室の基礎にもなっています。今後もグループ各社が連携することで、スプリンギンはじめ、家族や地域を巻き込み、世代の垣根を超えて楽しく学べる(=Edutainment)コンテンツを充実させていきたいと考えています。
今の時代、なかなか簡単に会うことができないからこそ、離れていてもタブレットひとつで同じ時間や場面を共有できるツールは、ますます貴重なコミュニケーション手段になっていきそうですね。
この冬は、タブレット片手にお家でぬくぬく『家族団欒』してみませんか?
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