大好きなパンへの執念
子供の頃の記憶の中で、1番残っているのが、幼稚園帰りに立ち寄ったパン屋さんの記憶です。
私のお気に入りは、アンパンマンのパン(中はなぜかあんではなく、チョコレートだった)と、上がチョコレートで下がクリームのコロネ。
幼稚園帰りの開放感と高揚感の中、買って帰って食べていたので、余計に楽しく、美味しくかんじたのでしょうね。
その後も、母がパン好きだったので、うちの土曜日の昼ごはんはほぼパン屋さんのパンでした。トングで取るタイプのパン屋さんが近所に複数あったんです。
そんなわけで、私は大のパン好き。
就職してしばらく経った頃、「ちぎりパン」が流行り出して、一念発揮、パンを作ってみようと思い立ちました。
はい、向いていませんでした。
粉で服や台所が汚れるのも嫌。指にタネがベタつくのも嫌。おまけに当時住んでいた家の台所は一人暮らし用の激狭仕様。スケッパーや専用のシートもなく、新人にはハードルが高すぎました。
一度ブチ切れた後、なんとか作り終え、食べましたが、粉の塊感が否めない…失敗しました。
それでも!美味しいパンをたらふく食べたい!というパン好きの執念の方が強く出ました。
その後も何度かパン作りブームが来まして挑戦→発狂(毎回必ず1度はやらかす)→反省しながら食べる、の繰り返しでした。
最近またパン作りブームが来ています。最近は動画で確認しながら作れるので良いですね。
今まで、一次発酵、二次発酵の意味などがよくわからず、これ必要?とか思っていました。今回は大人になりました。きちんと段階を踏んで、パンを作ってみたら、ちゃんとできるものなんですね。
だいぶ、発狂せずに作れるようになってきました。
今も特別なキットはなくて、ごはんのしゃもじで混ぜ、ゴム手袋をしてこね、牛乳パックで型を作ってパンを焼いています。
お赤飯の甘納豆の残りを入れてみたり、シナモンの粉とレーズンを練り込んでみたり、ゴマとチーズを混ぜてみたり、もっぱらあれ食べたい→動画を検索→へーできるんだ→やってみよう
のルーティンになりました。動画&レシピサイトサマサマです。
まだまだ上手な方から見たら、目も当てられないパンかもしれませんが、パンへの執念は筋金入りなので、しばらくは作り続けたいと思います。
わかりやすく、参考になった動画とレシピサイトはこちら↓