高麗菜

你好、高麗菜と申します。高麗菜は中国語でキャベツを意味します。

高麗菜

你好、高麗菜と申します。高麗菜は中国語でキャベツを意味します。

最近の記事

迷い続ける自分を認めたい

23歳になりました。少し風邪で寝込んでいたので、自分の誕生日も忘れていて、気が付いたら23歳です。 普段は誕生日という日付に対して自分は何も思ったりはしないんですが、この23歳になった9月7日という日に、良いニュースと悪いニュースがどちらも同じくらい舞い降りて、感情が少しぐちゃぐちゃになりました。 自分なりに考えたというか感じた「これからも沢山同じように迷うよね、でも迷ってもいいんだよね」って小学生みたいな感想を、23歳の大人が今日という日に抱いたので、日記として記したい

    • 多分一生この主人公と俺は同じだ【書評/何者】

      突然ですが、皆さんに質問です。SNSが流行の時代になって人々は… 1.SNSで綴られる言葉はその人の人となりを濃密に表している。 2.SNSに綴られた言葉なんかで人を評価するのは難しい。 正直に答えてほしいです。例えば、インスタグラムのストーリーにおしゃれなカフェでコーヒー+パソコンの画面が映っていて、「昨日3時間しか寝ていないけど、今の環境楽しすぎて続けられる✨ 私も早く成長しなきゃな」 といった投稿があるとします。 この時に、「努力の過程を実況報告するなよ…、『何

      • 甘いぶどうジュースのような読後感【書評/明け方の若者たち】

        「村上春樹を高級なワインだとすると、明け方の若者たちはぶどうジュースみたいな感じ?」 これは、カツセマサヒコ著の小説、「明け方の若者たち」の感想を聞かれた時の僕の正直な感想です。小説の醍醐味かもしれない、”共感”がこんなに?ってくらい詰まってます。面白いのが、多分皆さんも実際に経験したことはないんですよね。 経験したことないのに、共感してしまう。Twitterエモエモバズりツイートが得意なカツセマサヒコさんだからできるエモエモ小説でした。 例えば、恋をすることになるヒロ

        • 人間だけの物語【書評/人間たちの話】

          柞刈湯葉(いすかりゆば)さんの、SF短編集「人間たちの話」を読了しました。さすが、生物学の研究者…舞台設定がすごい緻密で、世界にすっと入り込めて、SFを読むときの気持ちい感覚がずっと続きました。まだまだ柞刈さんの作品は読みたい…!! 本の中の6つの物語はどれも、少なくとも僕の見えている世界とは違う、でもそれでいて魅力的な不思議な環境での作品です。 寒冷化した後の地球、相互監視時代の2019年、銀河の小惑星でラーメン屋を経営している世界…ここではないどこかの話だけど、読み終

          初めての書評、というか感想【インテリ悪口本】

          2021年12月21日、堀元見さんの初の著書「インテリ悪口本」が出版された。その本の書評、及び感想を書きたいと思う。 入手が困難!(個人的な理由) 私は台湾にいるため、買う方法は1つしかなかった。 親にお願いして、送ってもらう。 私「お母さん、ちょっと欲しい本があって、送ってほしいんだけど…」 母「あら、珍しい。どの本なの?」 留学して4年経とうとしているが、仕送りをお願いしたのは初めてだ。 基本的に日本で欲しいものは帰国の際に一気に買う。キャリーバッグの中は日本のお菓

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