迷い続ける自分を認めたい

23歳になりました。少し風邪で寝込んでいたので、自分の誕生日も忘れていて、気が付いたら23歳です。

普段は誕生日という日付に対して自分は何も思ったりはしないんですが、この23歳になった9月7日という日に、良いニュースと悪いニュースがどちらも同じくらい舞い降りて、感情が少しぐちゃぐちゃになりました。

自分なりに考えたというか感じた「これからも沢山同じように迷うよね、でも迷ってもいいんだよね」って小学生みたいな感想を、23歳の大人が今日という日に抱いたので、日記として記したいと思います。

まずは悪いニュースから


悪いニュースは、主に一つ。就活がうまくいかないことです。何より悲しいのが、自分としてはいけただろう!と自信をもっていても落ちていくこと。自分の自信はすぐになくなるし、他にも優秀な人はいるんだな、と当たり前の感想になるが、その感覚にやられそうな感じ。

不採用通知は常に自己肯定感下げ装置として機能するから、それに負けないようにしないといけない!本当の意味での自己肯定感を高める訓練をせねば大変だ!!

そして、不採用通知はこれからの人生大丈夫なのだろうか?と簡単に自分を追い詰めてしまう。答えは絶対NO!人としての価値は就活なんかだけで測れませんよね、きっと。

それでも、不安を覚えるのは当然の反応です。ただの不採用≒自分の存在価値否定につながりやすいのです。多分、全国津々浦々みんな同じ感情を乗り越えてきたと思いますが、自分もこの感情のさなかにあるのですね。

就活ってなんだか大人になるための儀式に近いんじゃないのかな。どこかの民族では、川を越えたり、高いところから飛び降りたり、大量のアリに嚙まれたりして、成人(大人)への儀式を果たすと聞きます。

現代日本では、就活というイベントがそれを担うところも大いにあるんじゃないかと。今まで社会とはほとんど接点をもってこなかった学生が、企業様へ出向き、働かせてください!と熱意を伝え、自分をPRしていかなきゃいけない。急にこのような状態まで自分を押し高めるのには結構なエネルギーが必要です。

この過程というか活動が、子供から大人になるための儀式的だなと、超えられなかった川を現在進行形で私は渡っているのかな。成人式では大人になれた実感はなかったけど、就活を超えたら実感が湧くのか??

そんなこんなで、急に就活ムーブを期待され、ちゃんと動いていると思ったらダメそうで、これから大丈夫かな?と不安になります。これからも不安モンスターと戦わなければならないけど、不思議と不安に押しつぶされたりはしません。ここからがいいニュース。

自分を認めてくれる人たち

ありがたいことに、今日は様々な方からHappy birthdayラインが届きました。やっぱりメッセージをもらうってとても嬉しいこと。とくに今日という不採用通知が届いた後の祝福は、心に染みます。

そして心に深く染みた後、もっともっと頑張れそうって思えたのです。うまいこと心がポジティブに変換された一番大きな理由って、自分を認めてくれる人の存在です。

もしかしたら自分が、就活市場では期待していた以上の価値ではない存在かもしれない。第一志望群の会社には入れないかもしれない。そんな社会の目線から起こる不安が、友達からの祝福だけで払拭されました。

自分の好きな人たちから、自分の「能力」だったり「ポテンシャル」だったりの軸で判断されるのではなく、ただ生きている、友達という存在でいてくれて感謝、のような言葉は本当に人を強くしてくれます

そんな感情を抱えながらも、これからだって悩みは無数に襲ってくるかもしれません。でもわたくし23歳!そういった人生のイベントを超えて少しずつ強くなっていくことを実感。

そして、その不安の渦中で正しい正解や、選択肢なんて分からないことを23歳の今日、より一層実感しました。当たり前っちゃ当たり前ですがね。沢山迷って、悩んで、でも最後には自分を信じたい。自分を認めてくれる人のためにも、自分を認めたい。これからも沢山悩む所存でございます。

これからも、友達は大切にしようと思える一日でした。早く風邪を治して、残りの台湾生活1年を楽しみたいです。みなさま、どうぞこれからもよろしくお願いします( `・∀・´)ノ





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