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Ulanzi Falcam F38 クイックリリースシステムを小型三脚で使用する
私が使用しているSIGMA fp Lはボディ内手ブレ補正がなく、また、標準域のSIGMAレンズも手ブレ補正搭載レンズが皆無です。
6千万画素超のfp Lの高画素センサーとその性能を最大限に引き出すSIGMAレンズの組み合わせは、少しの手ブレでも如実に画質に影響します。
そこで気軽に持ち歩ける小型三脚を探していたのですが、ここで一つ、問題がありました。
私はバックパックのストラップにカメラを取り付けられるUlanzi Falcam F38クイックリリースシステムを愛用しているのですが、このシステムに対応する小型三脚がないのです。
厳密にいうと1点あるのですが、高さを脚ではなくセンターポールを伸ばすことで調整する仕様のため、安定性にやや不安があり、検討対象から外しています。
私の求める、サイズ、用途にぴったりなのはUlanzi MT-24なのですが、これはF38システム非対応です。
どうするか悩んでいたところ、MT-24から雲台を除いた、脚の部分だけの三脚がMT-22という品番で販売されているのを見つけました。
人気のない商品のようで、Amazonで検索してもかなり下の方までスクロールしないと表示されないため、気づくのが遅れました。
これに雲台とF38対応のベースプレートを付けて、F38システム対応の小型三脚を組むことにしました。
構成は以下の通りです。
三脚
Ulanzi MT-22
雲台
Ulanzi ボールヘッド自由雲台
ベースプレート
Ulanzi Falcam F38 クイックシュークランプ
![](https://assets.st-note.com/img/1718500869016-MNyQVFWYaz.jpg?width=1200)
全てUlanziで統一したのは、組み合わせの不安がないことと、Ulanziの品質を信用していたことによります。
全てAmazonで購入、トータルで6,566円。
出来上りは以下の通りです。
![](https://assets.st-note.com/img/1718502318796-rWthhysC8t.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1718500929044-wFyjuZg5Wq.jpg?width=1200)
重量:313g
折り畳んだ時の長さ:22cm
脚を広げた時の高さ:18cm
脚を1段伸ばした時の高さ:22cm
脚を最大に広げた時の高さ:11cm
※高さはいずれもベースプレート上面までの高さになります
![](https://assets.st-note.com/img/1718502510996-ydkSIfnOjB.jpg?width=1200)
全てAmazonで購入し、トータルで6,566円となります。
Ulanziで統一しただけあって、外観、動作ともに全く違和感がありません。
安定性も問題なく、fp Lを載せても全く不安がありません。
![](https://assets.st-note.com/img/1718500890105-A7Isz2LU0m.jpg?width=1200)
そしてF38によるクイックリリースは期待通りに大変便利で、三脚の付け外しに伴うストレスが大幅に軽減され、三脚を取り付けることが億劫ではなくなりました。
三脚を各パーツごとに購入して自分仕様に整えることは、大型三脚ではむしろ当然のことで、珍しいことではありません。
ただ、今回のような小型三脚ではあまり参考になる情報が見当たりませんでしたので、ご参考まで紹介します。
Ulanziでは他にもカーボン製小型三脚なども、雲台なしで販売されています。
F38だけでなく、Peak DesignのキャプチャーV3などのクイックシステムを小型三脚でも使いたい方は、一考の価値があるかと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1718500899540-wBxnbfAA5d.jpg?width=1200)