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有名建築の裏側:鬼石多目的ホールの現状と私の考察、SDGs達成への道
先日、群馬県藤岡市にある鬼石多目的ホールを訪れました。
この建物は、妹島和世建築設計事務所によって設計され、2005年の新建築という建築雑誌にも掲載されました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133325605/picture_pc_8f4eb672bb7d1c0a722690f2412cd662.jpg?width=1200)
そんな有名建物を設計した妹島和世さんといえば、私のような建築初学者でも知る超有名建築家です。
(妹島和世さんについてはこちらをご覧ください)
私自身、建築巡りが好きなため、有名建築家の建物を見に行きます。
これまで、妹島和世さんの建築物は見たことがなかったので楽しみにしていました。
そこで私は建築について考えさせられてしまうのです…
施設の特徴
鬼石多目的ホールはガラス張りで、木材と鉄骨のハイブリッド構造を持つ魅力的な外見でした。
ホールが2つあり、バスケができるいわゆる体育館と、可動式客席のある音楽ホールのようなものです。体育館のあるホールにはトレーニングルームもついていました。
また、体育館やホールが半地下の作りになっていて、外からは活動が見えない構造になっているのも特徴的でした。
鬼石多目的ホールで何があったのか
建築物を実際に見に行く時、私はさまざまな情報を調べてから向かいます。
設計者は誰なのか、周りはどんな環境なのか、どんな特徴があるのか、写真等いろいろ調べます。
現地に車で着いた途端、最初に思ったのは何を隠そうコレでした。
イメージと違う…
工事中と言うこともあり赤いカラーコーンが置いてあったり、小雨が降っていて、天気が悪かったのもあるでしょうが、写真で見た煌びやかさがありませんでした。今までイメージと違ったことはありましたが、ここまで違ったのははじめてだったので驚きました。
中に入るには受け付けで名前や住所などの情報を書かなければいけません。
一通り書き終えて管理人さんから施設の説明をされている時、衝撃的な事を伝えられました。
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