厳冬期の南アルプス
2021.01.11 地蔵岳
2019年の夏に青木鉱泉から登って鳳凰小屋にテント泊をし
ゆっくり鳳凰三山を楽しんだことで南アルプスが大好きになり
2020年の夏には日本三大急登で知られる黒戸尾根から登り
甲斐駒ヶ岳でのテント泊を楽しんだので
甲斐駒ヶ岳から眺める朝焼け↓
2021年は
厳冬期の南アルプスを楽しんでみよう
以前訪れた青木鉱泉までの林道は冬季閉鎖中なのですが
御座石鉱泉の市営駐車場は冬でも使用できるトイレもあり無料なんです。
しかもさすが山梨県です
前回登った八ヶ岳では登山口までの林道が圧雪されていて走るのが大変だったのですが
道路にはぜんぜん雪がなく安心して運転できました。
御座石鉱泉の無料駐車場↓
御座石鉱泉からの登りは出だしがなかなかの急登です。(もしかしたら北アルプスの三大急登と言われている燕岳よりも大変かも!)
中間地点の燕頭山からは上は普通に歩きやすい登山道ですが
やはり山梨県と言っても1月ですので雪が増えてきます。
しかしアイゼンを装着するほどではなく
チェーンスパイクで鳳凰小屋に到着
やっぱり八ヶ岳より雪は少ないです。
山頂では寒すぎて休憩している余裕がないと思うので
小屋の外の休憩用ベンチを使用させていただき早めの昼食をとり
ラスボス地蔵岳山頂を目指します。
山頂付近の方が雪が多くなるのだろう?
どこかでアイゼンに履き替えないといけないんだろうな!
と思っていたのですが
逆に山頂付近は普段から風が強いらしく
雪も吹き飛ばされてしまうようで
ほとんど雪はなく今回の山行は全てチェーンスパイクで行動することができました。
↑地蔵ヶ岳山頂から眺める
シンボルのオベリスク
振り返ると
鳳凰三山のお隣の山"観音岳"とその奥には富士山も見えます。
(鳳凰三山とは地蔵岳・観音岳・薬師岳の3つの山の総称です。)
この日は無風で安全に登れる珍しい日だったのでたくさんの方が登りに来るのかな?と思っていたのですが
八ヶ岳と違い冬の南アルプスは人気がないのかな?
この日に山頂を目指したのは自分と後から来たあの方だけでした。
山頂にはたくさんのお地蔵さんが
みんなの安全登山を祈ってくれています。↓
奥に見えるのが夏に登った甲斐駒ヶ岳
お隣の仙丈ヶ岳に今度は縦走してみたいと思っています。
地蔵岳のシンボル・オベリスクです↓
写真では高度感が分かりづらいですが
岩が重なり合っていて
先端は人が1人立てるくらいです。
普通の人は簡単に登ることは出来ませんが
ロッククライミングをする人は登るみたいです
↑2019年の夏にテント泊で行き
山頂から早朝に撮影した写真です。
とても神秘的で感動いたしました。
こんな感じで
季節・天気によってぜんぜん違う顔を見せてくれる山が大好きなんです。
二度と同じ景色を見ることが出来ないので
何度でも同じ山にも登りたくなります。
↑毎回こんなこと言っているような( ̄∇ ̄)
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