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「心をコントロールする」とは?

・「やる気を出しない」
・「もっと頑張りなさい」
・「気持ちを切り替えて」
・「もっと自信を持ちなさい」

という言葉をスポーツ大会の場面でよく聞くと思います。
そう言われても、どうすれば気持ちを切り替えられるのか
分からない人の方が多いのではないでしょうか?

監督やコーチ、親御さんに試合の度に何度も言われているのに
なかなかできないと、「自分がダメなのかなぁ…。」とネガティブな
感情になってしまいますが、選手や子供たち自身も、本当は

・「もっとやる気を出したい」
・「頑張れる自分になりたい」
・「気持ちを切り替えて」
・「自信を持ちたい」

と思っています。

・「こうすればやる気が出るよ」
・「こうやって気持ちを切り替えるんだよ」
・「こうすれば自信が持てるよ」

と、具体的な方法を知る事ができたなら、
きっと望む結果を出すことができるようになるでしょう。


心の声を切り替える


「やっぱりダメだ…。」
「ミスばっかりしてしまう…。」
「メンタル弱すぎ…。」


心の切り替え

「よーし!メントレして強くなろう!!」
「いつかは必ずできるはず!!」
「トレーニングで克服するぞ!!」
「みんなも応援してくれている!!」

気持ちを切り替えてポジティブな状態

メンタルトレーニングは、

「心をコントロールする」ための
具体的な手法なのです!


やる気を高める効果的な指導とは?


選手や子供たちを思い通りに動かそうとして、
ガミガミ言ったり、文句を言ったり、責めたり、
批判したり、脅したり、褒美でつるようなことを
「外的コントロール」と言います。

相手が早く言うことを聞いてくれそうな気がするので、
これらの手法が使われることが多いのですが、
自分から内発的に動いているわけではないため、
目が届かないところでは動きません。
本当の意味での「主体性」は育ちません。

外的コントロールを続けていくと、信頼関係は壊れていく
と言われています。

選手や子供たちが自ら主体的に動くためには、
動きたくなるような働きがけが必要です。

大事なのは、本人たちにとって価値ある未来の映像を、
詳細に描けるような言葉掛け
をしていくことです。

・「どういう結果を手に入れたいのか?」
・「自分はどんなふうになりたいのか?」

本人自身が本当に望んでいる目標が具体的に描けた時に、
実現したい気持ちが高まり、自ら動き出します。

選手や子供たちの夢の実現を支援するように、
信頼して、話をよく聞いて、必要な助言をして、
ときには勇気づけていく働きがけ、
「支援型アプローチ」がもっとも大切です。

支援型アプローチをやることによって、やる気が
高まるだけでなく、信頼関係も深まっていきます。

「本人がどうなりたいのか」「何を実現したいのか」
を引き出せば、自分で考えて動くようになります。
この支援型アプローチが効果的な指導なのです。

これはスポーツ現場に限らず、ビジネスでの上司と
部下の関係性を構築する上でも大切なことではない
でしょうか。


最後まで読んで下さり、ありがとうございます!


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