記事一覧
韓国語版出版のお知らせと、長いひとりごと
拙著『まちの風景をつくる学校 神山の小さな高校が試したこと』が出版されて約1年。なんと・・・韓国語に翻訳されました!わーい!
訳者は『神山進化論』(学芸出版社、神田誠司さん著)の韓国語版と同じ方のようです。
訳者あとがきをgoogleレンズで訳してみたところ、このような一節がありました。(意味が読み取りにくい部分は、少し文を整えています)
力強いメッセージです。
この多くの人たちとともに積み
「世界は手作り」という感覚を取り戻す|あつよし・だいすけのラジオ旅の仲間
更新が遅れましたが、税所篤快さん(あつよし)と三好大助さん(だいすけ)のラジオに呼んでもらいました。
著者(私)を前にして、既に本を読んだあつよしがまだ読んでいないだいすけに読みどころを語る形で話が進んでいきます。
主に途上国でITを活用した教育支援を行う認定NPO法人E-educationのファウンダーであり、『未来の学校のつくり方』や『僕、育休いただきたいっす!』など教育・子どもをテーマにし
「あゆハウス」から見る 地域と住まいのコミュニティデザイン | LEGIKA代表 小崎文恵さんとの対談記事掲載
本の中では、町営寮「あゆハウス」を設置することになった背景や運営する上で大切にしてきたことについて書きましたが、重要な存在を取り上げることができませんでした。
限られた時間で「あゆハウス」のオープンまで漕ぎつけることができたのは、NPO法人LEGIKA(NEWVERYから名称変更)のサポートあってこそです。代表の小崎文恵さんには、寮設立までのロードマップや議論のポイントを整理していただきました。
「学びの在り方」としてより豊かなのは? | 子ども環境学会 書評より
子ども環境学会の2022年夏号ウェブマガジンに拙著『まちの風景をつくる学校 神山の小さな高校が試したこと』の書評が掲載されました。書いてくださったのは高校教員の方。
(以下全文転載。改行は当方)
この本で紹介される農業高校(徳島県立城西高校神山校)は徳島県神山町にあります。神山町は人口5000人ほどのまちで、著者は学校と役場と地域をつなぐコーディネーターの仕事をしていました。
神山町は地方で
大学教育のサービス化のジレンマ
『まちの風景をつくる学校 神山の小さな高校が試したこと』の感想聞かせてシリーズ3人目は、大学教員で教職課程を担当する木村栞太(かんた)さん。
九州大学の教育学部から修士、博士課程へと進み、現在は福岡県内の私立大学に勤めています。
学生時代から教育・福祉系の活動を共にしていた後輩で、出版記念の報告を兼ねて福岡を訪れた際に久しぶりの再会を果たしました。
ふと見ると、彼もまた本にびっしりとマーカーを引
外部人材として教育に関わる立場、そして伝統芸能の世代交代を考える立場から
感想を聞かせてくださいシリーズの一人目は、TERADA 3D WORKSの寺田天志(たかし)さん。
寺田さんは3Dモデリングの技術を生かした作品づくりをベースに、小学生向けのプログラムを開発したり、近年は伝統芸能である人形浄瑠璃の人形製作の技術継承にも取り組んでいます。
ちなみに、私が現在暮らしている家の元家主でもあります。寺田さんは結婚を機に活動拠点を移しましたが、いまもしばしば我が家を訪れて
本を読み進めるには信頼が要る
「読んでもらって」シリーズの一人目は、NPO法人Collableの代表理事・山田小百合さん。
インクルーシブデザインを活動の軸に据え、障害を包括する社会のあり方を探り続けている彼女。学生の頃に出会い濃密な時間を共に過ごしてから、直接会う機会は多くないもののSNSを通じて刺激をもらっている、戦友のような存在です。
6月上旬、東京の本郷にある彼女の事務所に顔を出したところ、事務所に同居する通称「地理
「この本、どう読んだ?」を共有してみる
こんにちは、森山円香です。
徳島県の神山町という人口5000人ほどのまちで暮らしています。
同町の創生戦略策定に携わったことを機に、2016年に東京から移り住み、町内唯一の高校に社会人講師兼コーディネーターとして、地域連携カリキュラムの開発や生徒募集、町営寮の設置などに関わってきました。
教員、役場職員、生徒、地域に暮らす人々とともに試行錯誤しながら進めてきたこの6年ほどの歩みを、有難いことに書籍