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映画における「違和感」の4分割

《 はじめに 》

こんにちは!がぶまると申します!
昔から映画鑑賞が好きだったのですが、ただ観るだけでは勿体ないなぁと思い、映画についての「感想」「考察」「持論」等をnoteに残そうと思いました。
2004年生まれのガキの戯言だと思いながら、楽しく優しい目でご覧頂けたら幸いです!


《 映画における違和感の分類 》

さて、本題に参りましょう。僕は本来スクリーンに身を任せて浸りに浸る鑑賞方法が1番好きなので、映画におけるルールやパターンを考えるのは苦手なのですが、いつも映画を振り返る際に無意識にやっている事を言語化したいと思い、なんとなくまとめてみました。その名も「違和感の分類法」です!なんだか凄い響きになってしまいましたが、なんてことはありません。映画を観ている際に感じるちょっとした違和感を、大きく4つに分類してみようというだけの話です。
まずは尺度から説明します。最初に用いるのは、違和感の「深度」です。映画の中でふと沸いた疑問が、深い場所にあるか?浅い場所にあるか?を考えます。
具体的な言葉にするなら、メタ目線で生じた違和感は「浅い違和感」とし、キャラ目線で生じた違和感は「深い違和感」とします。浅い違和感は表面的な違和感なので、例にあげると「人間が魔法を使える訳がない!」とかがこれにあたります。次に深い違和感とは映画内部にある違和感の事なので、例にあげると「このキャラクターは右手で箸を持つのに、煙草は左手で吸ってるな。」とかですかね。まずはこれを一つ目の軸とします。
では二つ目の軸はなんでしょう?それは違和感がどれだけ続くかの「長さ」です。こちらはとてもシンプルな軸です。生じた違和感が作品内で一瞬流れたような短いものなのか、かなり長く続くものなのか。これを二つ目の軸とします。
そしてこの二つの軸「深度」と「長短」によって、映画における違和感は4分割できるのです。
4分割した違和感とその特徴がこちらです。

〈浅い違和感×長〉
野暮な部分。言い換えると世界観そのもの
〈浅い違和感×短〉
意図的に差し込まれた演出。心地よい鑑賞を促す為の監督によるスパイス
〈深い違和感×長〉
キャラクター。作品に眠る各々の個性。
〈深い違和感×短〉
伏線。作品に敷かれた布石。

かなり大雑把な分け方ですし、だからなんだという話なのですが、僕はこの分類の仕方をなんとなく使ってます。そして長短の軸についてですが、

長い違和感は納得した方が面白い
短い違和感は納得しない方が面白い
長い違和感は脚本のクセが出る
短い違和感は監督の撮り方のクセが出る

といった共通点もある気がしています。
自分がどの深度の違和感に気づきやすいかによっても性格が出る気がするので、付随する規則性を見つけたらぜひ教えてください!笑

改めて、分類したからなんだと言う話なのですが、なんとなくモヤモヤした気分をスッキリする為のツールなんかに使って頂けたら幸いです。間違ってる所やここはこうした方が良いんじゃない?て所を見つけたらじゃんじゃんコメントください!その度に頑張って勉強して自分をアップグレードします!

こんな感じで色々投稿していきますので、優しい方はぜひフォローしてください!ではでは〜

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