G-Ups公式メルマガ㊱【第8回G-Ups交流会報告、10月ワークショップお知らせなど】2023/10/06配信
G-Ups 公式メルマガ第36号
皆さま、こんばんは!
G-Upsからのお知らせです。
--今回のお知らせ内容--
①G-Ups交流会報告
②10月ワークショップお知らせ
③Sunny Daysコンテンツご紹介
④おすすめ記事紹介
⑤G-Upsの会員募集
※メルマガアーカイブはこちら
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①G-Ups交流会報告
先日9月19日(火)、「G-Ups交流会 ~SwimmyダイアローグVol.8~」を開催いたしました。交流会の一部始終の内容を振り返りとして、報告いたします。
交流会で出た意見や参加者の感想など、ダイアローグのレポート全体はこちらにまとめています。
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<題材にした記事>
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<交流会での意見など(一部)>
・年数を重ねるにつれて、教員という仕事の楽しさを感じることができましたが、 「学校では楽しかったけど、家が楽しくない」という現実にも直面しました。
・教員なりたての頃は、教員としての力量を高めるのに必死だったり、仕事に没頭したりする時間がほとんどだったのですが、今となってはそれが楽しかったのだろうなと思います。教員をやめる前の頃は、子どもたちとの繋がり、自分が取り組んできたことが子どもたちに還元されること、自分も子どもと一緒に成長できたことに、楽しさを感じていました。
・学生のときは、教員になることに迷いは無かったです。教員になるか、海外で働くかを考えたこともありましたが、教員になって青年海外協力隊として働くこともできるので、まず教員になろうと思いました。
Q 参加者たちが教員になる頃、「教員になること」への社会的イメージはどうでしたか。
・当時高校教員の倍率は高く、「先生になるのってすごい」という声もありました。
・団塊の世代が退職する頃に採用試験を受けたので、小学校の採用人数はとても多く、ラッキーボーイでした。
・大学卒業の年あたりは、今の教員に対する社会的認識の先駆け(教員になると、〇〇が大変なんでしょ?など)が入ってきていた頃でした。「教員すごいね」という声もありましたが、そのような大変な環境に入ることへの「すごいね」という認識でした。
・自分の中で教員としての仕事の多さや大変さは当たり前だと感じていましたが、周囲からの教員に対するマイナスなイメージはほとんどなかったです。
・知り合いの先生から、その学校に来ている教育実習生の話を聞くと、話を聞く姿勢が良くなく、昔とは違って変わってきていると言っていました。誰でも先生になれる時代になったのかなと。
・以前は、「若手教員は先輩教員の姿を見て学べ」という師弟関係のようだったと思いますが、採用人数が増えたり、学生が学校現場にも関われるようになった今、先輩の先生方がどう関わっていいのか難しく感じるているのではないかと思います。
・若手の先生に教師を目指した理由を聞いても、理想や目的をうまく表現できない先生がいるのではないかと思います。その理由としては、先輩教員が「教師とはどういう姿か」「なぜ教師を目指したのか」などの理想や情熱をあまり語っていないからだろうと思います。
・大学生たちが学ぶ意欲があまりなかったり、教師に限らず他の職業に関しても、就職試験を受ける際にその仕事をしたい理由や情熱を語れなかったりしているのではないかと感じます。
・子どもたちが自分で考え、それを表現するという方針が文科省から言われています。でも、周りの若い人たちの様子の話を聞いたときに、学校現場では結局先生からやらされていることが多かったり、子どもたちが自分の考えを聞かれなかったりしていることが、原因としてあるのではと思います。
・現在勤めている学校は、以前は子どもたちが言いたいこともなかなか言えないような様子でしたが、少し緩めると、生徒会の生徒中心に、理想や「こうしていきたい」という想いを話す子どもたちが増えてきました。
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<ご感想>
●教師を目指した理由。こういう根源的な問いにみんなで迫れることは今のわたし(教職に慣れて、次のキャリアについて考える時期)にとって原点に帰れるような時間になりました。記事をじっくりと読んでみる機会を作ってもらえたことで執筆者の声がより鮮明に聞こえてきました。そして次のステージの若き力に我々も負けてられないと思うと同時に、我々も夢や希望を共に語りたいなと思う決心ができました。濃密な時間となりました。(アダージョ・小学校教諭)
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ご参加いただき、誠にありがとうございました。
若い方たちの思いに目を向けることで、当時の私たち自身の気持ちも振り返る時間になりました。どのような気持ちで教員を志しているか、または志したか、お互いに熱く語り合う機会は大切かもしれませんね。
次回のSwimmyダイアローグも、多数のご参加お待ちしております。
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②ワークショップお知らせ
Sunny Daysのコンテンツである「ワークショップ」の開催のお知らせです!
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●タイトル「おやとせんせいで描く子どもの未来ビジョンマップ」
●日時:2023年10月21日(土) 14:30~16:00
●対象者:保護者、教師、ICTの活用に興味がある方
●形式:オンライン(Zoom)
●費用:会員無料、一般の方 1500円
●定員:20名
●その他の詳細はこちらからご覧ください。
●ワークショップの参加お申込はこちら
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③Sunny Daysコンテンツのご紹介
オンラインサロン「Sunny Days」のコンテンツ、今回は「Sunny Days インスタライブ」をご紹介します。
G-Ups・Sunny Daysの会員限定でご覧になれるInstagramページでは、定期的にインスタライブを配信しております。
これまで配信したテーマをいくつかご紹介します。
・子どもの言うことどこまで信じる?
・我が子に怒った自分責めてない?
・どの通知表をもらって嬉しいですか?
会員様は、鍵アカウントからご覧いただけます。アーカイブもありますので、まだ観ていない配信がありましたら、お時間あるときにご覧ください。
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④おすすめ記事紹介
Swimmy Web の中からおすすめ記事をご紹介します。お時間があるときに、読んでいただけたらと思います。
★今回はこちらの記事です。
その他新しい記事も増えておりますので、こちらからぜひご覧ください。
よろしければ記事を読んでのご感想もいただけると、とても嬉しいです。
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⑤G-Upsの会員募集のお知らせ
G-Upsでは随時会員を募集しております。
友人やお知り合いなどで、子どもの教育に関する思いや経験などを生かして、一緒に教育の改善について考えていきたいという方やそれにご興味のある方に声をかけていただければ嬉しいです。
◆ G-Upsの活動・会員募集について
◆Swimmy Webマガジン
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ーーあと書きーー
【 ツールを使う目的 】
ネット環境が充実した世の中になり、学校現場や社会の中で様々なツールが導入されています。
身近なもので言えば、スマホやタブレットPC。
裏を返せば、それがないと生きていくことができないと思えるようなものが多いですね。
様々なツールを使うことはいいことですし、これからの社会を生き抜いていく上で大事だと思います。
それを使うのと同時に大切なことは、「なぜそれを使う・行うのか」という目的やゴールを常に頭に入れておくことです。
「手段の目的化」となっている活動や取組が、学校現場では多いように感じます。
事務作業のデジタル化、学級目標、タブレットPCを使った授業、例年通りの活動など…
・それは何のためにあるのか。
・そしてそれは本来の目的を果たし、ゴール到達に見合ったものなのか
という所にも必ず目を向け、子どもたちを取り巻く教育的環境がよりよくなるよう、僕たち大人が動いていかないといけないですね。
(G-Ups事務局 公式メルマガ担当 吉田達也)
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今回のお知らせは以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
発信元:G-Ups 事務局