なぜ大量の添加物が食品には使用されるのか?|身近に潜む添加物について
「なぜこんなに添加物を使わなければ食品が作れないのか?」
と添加物の知識が少しでもある人は感じると思います。
(添加物が何かわからない人は以下の記事を参考にしてください。)
添加物が使われる理由を大きく分けると、
「安い」「簡単」「便利」「きれい」「おいしい」
に分けられます。添加物を使用すると、上記のことを満たすことができます。
①安価に食品が作れる
添加物を使用すると、増量、置き換え、フェイク、食品もどきで簡単に商品の単価を下げることができます。
この世の中は、資本主義社会で会社側からすると株価の変動が一番重要です。(特に大企業)
株価を下げないためにも、価格の安定や安価にできることが企業にとっては大切です。そのため、大企業の食品には添加物が入っている確率がかなり高いです。
②簡単
添加物は調理の面倒さを解決することができます。調理済み食品に添加物を加え、保存性を上げるとレトルト食品など、レンジで簡単に作れる食品が出来上がります。
③便利
これは、②簡単と似ていますが、添加物を使用すると保存性が上がり、今すぐ欲しいという欲求を満たすことができます。
保存性と今すぐ欲しいという欲求を同時に満たしてくれるのも、添加物なのです。
④綺麗
添加物を使用すると、とても見た目が美しくなります。
スーパーで売られているカット野菜や、出来上がりの漬物などは、一度漂白剤で綺麗に黒ずみなどをとっています。
また、明太子やソーセージやハムなども、元々茶色っぽい色にピンクの着色をしているため綺麗な見た目になっています。
⑤おいしい
添加物を使用すると、塩分を使わなくても濃い味を作り出すことができます。減塩漬物などがそれに該当します。
また、最近では調味料にかなりの添加物が使用されており、スーパーで売っている醤油なども、本来のだしのうま味ではなく、添加物で作られた化学的な旨味になっています。
まとめ
添加物は、今回のように良い面もあります。しかし、添加物は悪い油(石油)でできています。良い面もありますが、その分悪い面も同時に存在します。
そのため、時間がない時以外は出来るだけ家で自炊して、化学的に作られた味ではなく、本来の旨味を味わうことも大切かと思います。
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