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知ってる vs. 分かってる

似てるようで全然違う。

しかし,このことに気づいていない生徒が多い。

担任をしているクラスで話した内容をここに記録しておく。

知ってるだけでは何の役にも立たない

知識は使わなければ間もなく化石となる。

そして発見されることもなく崩れて消えていく。

英語の授業中に見られるものからひとつ例を出す。

Tina like singing and dancing.

like に三単現のsが抜けてるよ

よくある会話である。

この会話によって何となく「あ,動詞にsをつけるの忘れてた」「そうだった,そうだった」となる。

しかし,また次に発言する生徒はきちんとsを忘れる。

翌日になるとさらに多くの生徒が忘れてる。

何が言いたいかというと,他人から与えられた知識なんてものはすぐに消えてなくなるということだ。

分かってることはできる

知ってるだけでなく,きちんと自分の頭で考えて得た知識は使うことができる。

それが分かるということ。

そして使うことができるようになると,さらに深く自分の中にインプットされる。

つまりアウトプットをすることでインプットが加速する。

インプットの質が上がればアウトプットの量が増える。

ポイントは自分の頭で考えるということ。

これをせずにずっと受け身で先生の話を聞いて,教科書に書かれてる文を読んで,メモを取っても,何も力はつかない。

少しでも自分で考えたか。

少しでも疑ってみたか。

頭は生きてるうちしか使えない。

どうせなら使いまくってやろうじゃないか。

𠮷水

#最近ハッシュタグをつけるの忘れてた

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