絶対軽量計画② ~ 運動
久々、減量ブログに戻ってきました。気づけば今年もあと僅か。当テーマもそろそろ締めを意識して巻きでいこうと思います。
前回のあらすじ
時は半年前。「長期計画」を達成しつつあった筆者は、ひょんなことから近所で週末ランを行う先輩に帯同。
過去ハーフマラソンの出走経験があった筆者は軽いノリで参加したが、「食事重視」でまともな運動から逃げてきた筆者にとっては地獄そのもの。
しかし、これを機にしっかり運動にも向き合うことで痩身を維持強化できるのではないかとの思いに至る。
「減量行動指針」の欠陥
以前話した通り、大きな目標を達成した筆者は既に減量体制からのEXITを切望していた。
気を遣って食事を切り詰めたりせず、嫌々歩いたり走ったり腹筋したりもせず、自然体で今の体型を維持したいと思ったし、実際これまでの延長線でできると思っていた。
その日も先輩と週末早朝ランに励んでいた。回を重ねるごとに体が慣れてきたのか、軽くなっていくのを感じた。最初は先輩に離されっぱなしだったが、だんだんとついていける距離も長くなっていった。
相変わらず、朝の眠気とラン後の疲労感はすごかったが、心地よい疲れにも感じられた。
そんな自分を見て、先輩はこれまでの筆者の減量策について深掘りを始めてきた。
筆者は「減量行動指針」で示した通り、食事管理に重きを置いた手法を継続してきたこと、そして結果として10kg以上の大減量を果たしたことをドヤ顔で披露した。
ところが次の瞬間、先輩から出てきた一言は衝撃的であった。
「それだとダイエットを辞めた瞬間に秒でリバウンドする」
師曰く、食事制限に頼ったダイエットは短期間で成果が出やすいが、それは一過性のものでまやかしの体型。いわば粉飾であると。
食事制限で痩せた体にその体型を維持できる力はない。いかに「太りにくい体を作る」かが大事なのだと。
「せっかく痩せたんだから、その体重を維持できるように頑張らないと」
いよいよ今まで忌避してきた運動を強化する時期が来た。出口戦略なんてなかった。
健康な体づくりは一生向き合っていく必要があるのだと。
まさに「悟り」を得たような気持ちになった。
宿題
毎週のランに慣れていくにつれ、先輩からの筋トレの負荷はだんだん大きくなっていった。
ランニング(有酸素運動)と筋トレ(無酸素運動)の組み合わせが絶大であると。
だが、さすがに平日にランニングをするのは難しい。
ということで、先輩からは「宿題」を出されるようになった。
それは「毎日筋トレ」である。
筋トレで、ちょっとやそっとじゃリバウンドしない体を作れと。
途中から闇雲気休めで腹筋10~20回をやっていた筆者に対し、先輩は過去にジムで鍛えていた経験もあり、筋トレの知識がない自分は「とりあえず先輩の教えを乞うて言う通りにしていた方が間違いなさそう」と思い、その通り取り組むことにした。
メニュー
では実際どんな筋トレを取り組んだ(取り組んでいる)か。
今まで散々言ってきたが、いきなり全力でやるとすぐにやらなくなる性質なので、「最低限、続けられる程度にやります!」と声高に制限した。
実際やっているメニューはというと、どれもスタンダードなもの。
既にやっている方も多いのではないだろうか。ググればすぐ出てくる(リンクを貼ったり図解するのは面倒)ので気になる方は調べてほしい。
① プランク 1分×2セット
~両肘を床につけ、うつ伏せになり、そのまま姿勢をキープ。
② サイド・プランク 左右各30秒×2セット
~横向きになって前腕と足だけで体を支える。左腕と右腕を交互に繰り返す。
③ スロースクワット 10回
~両手を前に突き出し背筋を維持したまま、膝と床が平行になるまでゆっくり下がり、戻す
とりあえずこれを起床後毎朝取り組むことにした。
たったこれだけ、と思う人もいるかもしれないが、いきなりこれを始めるだけでも大変。
ということで、最初は①を1分×1セットから始め、そこから徐々に①2セット⇒①+②1セット⇒①+②⇒①+②+③5回⇒フルコースといった具合に毎週少しずつ負荷を増やしていった。
「続ける」こと
そんなこんなで飽き性な自分も何とかかんとか続いている。ダイエットは何よりも「続ける」ことが重要なのだが、それをなぜ実現できているか、少し紹介したい。
まずもって所要時間の短さ。フルセットやっても5分くらいで済む。「起きて1日5分なら習慣化できる」と自分に刷り込むことでハードルが下がっている。
加えて、ポージングの容易さ。世にはびこる筋トレはポージングやその留意点が複雑なものが意外に多く、効果が出なかったり面倒でやめたりすることになりかねないのだが、これらは比較的シンプルで簡単に覚えられ、老若男女が継続的に取り組めるものだ。
ダイエットは一生続く―こうして飽くなき減量に向かう不退転の覚悟を決めたのだった。
―というのは数か月前の話。最近はというと、試験勉強で中断していたことや、その後の解放感から暴飲暴食気味になっていたこともあり、まただらしない体に戻りつつあります。こうやってブログにして発信していくことで少しは気を引き締める効果もありそうなので頑張って最後まで書ききろうと思います。
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