![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/85689216/rectangle_large_type_2_76e9364176232e60062bc04fd5fd9f38.jpg?width=1200)
アマガエルを飼っている
夏休み中虫取りに全力を出していた息子がついでにアマガエルも捕まえた。
せっかく捕まえたのなら虫かごに入れ、せっかくならお皿に水を入れせっかくなら葉っぱを入れて3日くらい飼ってみた。
だがうちにはカエルは飼えない。
なぜならカエルの餌は虫だから。
虫のストックがうちにはコストコくらいある。バッタが50匹はいる。だがアマガエルに対してバッタが大きすぎて同棲するだけだった。
全然食べない。
夏休み最終日前日に私は息子に「明日逃してあげよう」と提案すると大泣きした。
せっかく捕まえたのに逃したくないと泣いてしまった。
泣き続ける息子に巨人は「肉を食べるらしいから明日あげてみよう。もし食べたらそのまま飼おう」と言ってとりあえず寝てくれた。
次の日肉を糸で縛りあげようとしたがアマガエルは食べなかった。
やっぱり逃そう!となりかけた時に息子があおむしを捕まえた。
アマガエルにあげてみるとすぐ食べた。
その瞬間うちのペットとなった。
ペットになったら名前をつけよう!となったが息子は「ケロちゃん」巨人は「ピョン吉」娘は「カエル」とそれぞれの呼びたい名前で呼ぶスタイルとなった。
それ以来2日に1回近所の畑にあおむしを取りに行く。これが取れなくなったらアマガエルとの生活は解消されるのだが、わりと毎回すぐ見つけられる。
息子だけが見つけると娘が泣いてしまうので2匹見つけ捕まえさせて紙コップにラップをして保存する。
自給自足の餌取り。
令和にそんな事してる子どもはどれくらいいるだろう。