シェア
芙蓉セツ子
2020年9月10日 20:15
2020年9月9日 20:10
2020年9月4日 23:39
鉄道草や赤錆秘むる夢うつつ秋染むや裸電球尽きにし秋の灯や帝都大川揺れぬまま秋麗を肺の奥まで満たしけり稲妻の穂先を嗅ぐや迷ひ猫
2020年7月7日 23:32
皆さまごきげんよう。本日は7月7日ということで、七夕の夜ですけれども如何お過ごしかしら。七夕は古来「乞巧奠(きっこうでん)」とも申したそうでして、古くから機織りや裁縫の上達を願う風習として定着していたようですわね。わたくしの今の願いは――、やはり俳句と短歌の上達かしら。七夕と言えば昨今は願い事を書くことになっております短冊ですけれども、古くは七夕に由来する詩歌を書いて飾ったりしたそう
2020年6月25日 23:07
皆さまごきげんよう。今週は一日ぱっとしないような梅雨らしい空模様が続いておりますけれども如何お過ごしでしょうか。さて、表題のとおりなのですけれども、NHK俳句7月号さまにて拙句「夏落葉ラケットは雲とらへけり」を佳作にとっていただきました。ありがとう存じます。これからも俳句と向き合い、より精進して参りたく存じますわ。今年に入りましてお勉強の都合でしばらく雑誌への投稿から離れてしまっていた
2020年6月23日 23:20
こそばゆきけふを梳るや宵の夏 雪子
2020年6月23日 22:30
小蔀に梅雨ひとひらを飾りけり 雪子
2020年6月6日 22:22
0.ご挨拶皆さまごきげんよう、芙蓉セツ子と申します。水無月に入りまして早くも夏日の日々に音を上げそうなのですけれども、如何お過ごしでしょうか。わたくし寒いよりかは暑いほうがまだ良いのですけれども、今年の夏はそれにしても厳しい暑さになりそうな気がいたしますわ――。さて、先週から一週間をかけて催させて頂きました【あやめ祭り(第廿回俳樂會)】なのですけれども、無事に一連の行事が終了致しましたので結
2020年5月2日 21:57
皆さまごきげんよう。5月に入りましてもう「立夏」も目の前ということで最近少しづつ蒸し暑さを感じるようにもなりましたけれども如何お過ごしでしょうか。「八十八夜」が早くも過ぎてしまったというのがなんだか信じられませんわね。さて表題の句なのですけれども、これは丁度一月ほど前に詠んだ句でして、普段わたくしは主にこちらで主催させて頂いております俳樂會と、所属している句会で勉強させていただいているのですけ
2020年4月14日 22:47
皆さまごきげんよう。昨日4月14日は、明治21年に日本初の喫茶店が開業した日とのことで、喫茶店にちなんだ俳句を詠むという催しが行われておりました。そこでわたくしも突発で何句か詠んでみましたわ。こうして毎日の「何か」をきっかけに詠んでみるというのも中々面白いですわね。機会がありましたらまた参加してみたいですわ――。珈琲を知らぬ子猫の踵かな珈琲の遺した笑みや花の雨思ひ出の溶けた珈琲春の雨
2020年4月8日 21:46
皆様ごきげんよう。本日は4月8日ということで「灌佛會」お釈迦様の誕生を祝う日ですわね。よく行われますのは仏像に甘茶をかけて祝う行事かしら。実は新暦で行うのは日本だけと聞いたことがあるのですけれども、大切なのはお祝いする気持ちですから大目に見ていただきたいところですわね。ちなみにわたくし特に仏教徒というわけではないのですけれども、何故か、般若心経や観音経は覚えておりますわ。それはさておき、
2020年2月12日 23:23
ごきげんよう。今日は穏やかな気候の一日でしたけれども、若干空が靄がかっていると申しますか、遠くを見ると白くぼやけておりましたわね。春の季語に「霞」というものがありますけれども、まさに初春らしいお天気でしたわ。「鐘霞む」という季語もありますけれども、長閑な雰囲気が良いですわね。
2020年2月12日 00:19
今日は2月11日の「紀元節」ということで祝日でしたけれども皆さまいかがお過ごしでしたかしら。――ということで、改めまして皆様ごきげんよう。本日無事に帰ってまいりました。「紀元節」という縁起の良い日に間に合うことが出来て良かったですわ。本日よりまた日々の様々なことを綴ってまいりたく存じますので、変わらぬ御厚情を賜われましたら嬉しゅうございますわ。芙蓉セツ子
2020年1月7日 22:33
ごきげんよう。季節は巡りまして本日は春の七種を頂く日でしたけれども皆さま召し上がりましたでしょうか。わたくしは今年も頂いて参りましたわ。特段美味しいというわけでは無いですけれども松の内の一つの区切りと申しますか、人事・自然二つの意味で季節を感じる風習ですわよね。