見出し画像

明るい映画を探す明るくない話

レイクビューテラスを見てクソみたいな気持ちになっていたところ、また黒人が活躍する映画が見たくなったんだけど好きなクイーン・ラティファの話はラブコメぽかったり、あとは世界が滅亡する系とか、あとは振興アフリカ系のすーごい身体を持った女のひとたちが自己実現しようと努力するはずが男の凄まじい浮気とかに合うような話がなんだかいつもより体感すげー多くて探すだけで疲れてしまった。

そのような中でメリル・ストリープとかが出てくる教会の話でダウトっていうのがあんですけど、これがすごい日常なんだけど非日常って感じですごい面白く見始めた。どんな話かもわかってないから概要も一切調べないようにしている。でもどっかしら不穏な空気が出てきてるから、なんかこの妙に規律に厳しげなおばちゃんストリープがどたばたするコメディじゃないんだろうな~と残念に思っている。

神父のおっちゃんもすげーいい人そうで言ってることも良いと思うんだけど、その不穏な空気がで始める前にメリケン?だかそのへんの教会であった悪事をすーぐ思い出してしまった。

悪いと思うんだけど教会に対するイメージがどうしてもそれが強くて、なんか通ってた子だか孤児だかを神父全員でレイプしまくってた話だ。事実かつ永遠に隠蔽されてたってんだから話のレベルがメーター振り切ってる。女も男も見境なくだったかどうか忘れた。

それぐらい神父とか修道女っていう存在は力なきものにとって絶対的であり、そいつらの胸先3寸で庇護下のものたちの運命なんてあっさり決まることを恐ろしく思う。信じて送り込んだ教会で娘息子が毎晩レイプされるって考えたら世の中の孤児の親は寝れないんじゃないか。といいますか………どのような事情で教会に送り込まれるのかはさっぱりわからんので、彼女彼らの親が何を思うかはわからん。なんなら、自分が飯とかを与えられない事実にひとりで打ちのめされるから実子を捨ててしまうのであり、屋根と飯がある場所に住めるなら甘んじてレイプを受け入れろとか思ってる親は少なくなさそうとか思ってしまうのはあまりにも失礼か?

教会という文化がそこまで死人(になる前に)救済システムだっていう文化がここ日本にはないからわからんし、さっきからわからんのをいいことにわからんわからん言っているが、これがいい具合に異文化すぎて異世界の映画を見てる感じですげーいいという最初の話に戻る。

なんか知らないけど普段ぼくは、都会でも田舎でも現地独自の文化である何かしらのルーティーンを繰り返すような町並み描写とかに主人公が含まれてくれてればそれだけでおもろいな~~と思うので、できれば明るい話が見たいんだろうけどダウトがどうなるのか楽しみですね。

いいなと思ったら応援しよう!

中村風景
このサイト内ではいかなる場合でも返信行為をしていません。

この記事が参加している募集