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拓郎「飲み過ぎちまってきみを抱く気にもなれない」←??wWwと思っていた

地獄のような道のりを帰ったことがある。ヘッダ画像をお借りしています。

それは期せずして墓地に出てしまった冬の日の帰りだった。そのようなところを通る予定になかった。

ぼくはろくに飯も食わず……冬の道にいたわけです。行きには陽が出ていたからほとんど何も着てないような状態だった。夏の速乾T-shirtが死ぬほど好きなのでそれを2つ着て、ヒート系発汗系あれを着て風よけを着れば、むしろサウナレベルに熱くなる。

ヒート系発汗系と言ったが、各社が2000年代……?ぐらいからなんですかね、ファーストリテイリングに追いつかないと、、的な勢いで出しているこのシリーズを肌に直に着てしまうとHP奪われて、といいますか肌から水溶性ががんがん吸い取られて肌が荒れたりかさかさになるのを知っていますか?

体内から出る水溶をいちいち外に引っ張り出して熱に変えているらしい。水をいくら飲んでもHPが消えていく気がする。長時間利用に向いているのかどうなのかという気になってくる。例えば富士山を登るときとか……

マップを見たら30分とか書いてあったから、なんだよ楽勝やんけとか思ってたらそれは車で行く人向けの行程だった。そんな道歩きや自転車で行く奴要ると思ってんのか、と初期設定AIにすら思われている。

で見直したら優に1時間越えていた。車の2倍で済むのか……と捉えたがその行程は凄まじいものでした。山あり谷ありといいますか……片道車線しかないのに減速しないで突っ込んでくる公務員風の陰キャ野郎みたいなのとかとにかく自分が自転車だから解るのかもしれないけど、ご自分の運転能力を過信しているのかもしれないけど、わざわざ降りて手押しするという選択肢が連中にはないのだ、としか思えないような層が一定数いるっぽい。

そいつらとはまた別に何があっても歩道を通行しているなら明かりを点けないという連中もいて、なんといいますかこの……ウケる。

法で多分縛れないのだろう。明かりはもはや、犯罪防止のためにも強制的につくタイプを自転車に強制設置する他ないのではないだろうか。自力でそいつを外すという行為をすればそれはすなわち犯罪がしたいのと同義であるから、明かりが自動的につかない自転車を所有した時点でそいつを犯罪者としてしょっぴけ、公道から(最低限、歩道を徐行して走れる状態から)排除できる世界が正解なような気がする。ぼくの友達に歩道逆走無灯火なカスを忌み嫌う歩行者がいるが、いつもそのとおりだと思う。

そしてその地獄の行程を経て、ぼくは最大ギアで誰も居ない国道を走るのが趣味……なのではなく、時間をかせぐために国道から車が消え去ったらそれをいつもならやるんですが、足が言うことを聴かない。最低ギアの1で充分きつく、2-3にするなら立たないと無理だった。こんなことはなかった。少し前までは……

立つことも無理です。坂道はだから、このように歩くことになる。歩くメリットはさまざまあり、路側帯だかガードレールのない道でも右側を歩いていいあたりが代表的だ。

足の体力を回復させて立って漕ごうとしても、ギア2-3が限界だった。そして下り道になっても、ギア最大にして降りていくのも無理……で自重で行くしかなかった。なんだこれは……と。まるで人生がグーパンで襲ってくるような状態だ。そして下り道に甘んじていると、出るはずだった手前の駅についてしまう……適切な場所で右折したつもりが狐につままれた感覚である。

ここまで来ると、自分が間違えた道を図り、どれだけ健康に過ごしたのかを知ろうとしたくなる。その後異性のあられもない姿をシェアされたことがあったのだが、冒頭に書いたような気持ちになったのだった。

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