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新しい「書くサービス」を使った

使ったんですけどとても優れている。ヘッダ画像をお借りしています。

優れているというよりは……noteが常に必要なき機能とかユーザがそれまで当然に所有していたUIとかを一方的に奪い取る、以下のような運営の仕方をして勝手に落ちぶれていっているだけだとも言える。

別にこっちはnoteに対して落ちぶれちまえとか、そうなっちまえ、そうしてくれなんて思ってないのに、セルフ価値下げ行為に及んでいるだけとも。

この文の結末……といってしまうと大げさですが、それは非常に悲恋的であり、ぼくはもうこのサービスを使うことはないだろう、というものです。

noteとは顧客を惹きつけておくため、つまり顧客生涯価値を死んでも離さん、的な思いからとにっかくエンゲージメントを強制的に高めようとする内容をサービスに盛り込みまくっている。

毎日書いてると更新時に表示されるアラートなんかがいい例です。あとそちらにはぼくは絶対に傾倒しないようにしているけど、「できるだけサイト内でいろんな他人にはたらきかけましょう」的な行為が進むように、それらをAchievementとして扱っている。なんか勲章?みたいのありますよね。人のページに何回以上リアクションするごとにやるよ、みたいな

つまりぼくは後者こそやってはいませんが、AI以下のプログラム、あるいは一文のコードに泳がされているわけです。上記のそれとは一度登録したユーザであれば内部機能が勝手にそれを補足し、ユーザが書くなり読むなりなんらかの行動を取れば人間ではなくプログラムが勝手に表彰してくる。

AIがトレンディだからAIの方を上流に配置したが、別にAIもプログラムも同じもんやろと言われて返す言葉はない。

ぼくが見つけた新しいサービスには、このようなユーザをひきつけ、内輪感を演出しUGCを促そうとするAchievementが一切ない。実際ぼくはもうそちらを更新しておらず、今日も明日も何も書かないでしょう。まるで好きではない相手と家柄だのなんだののせいで結婚させられることが確定しており、そんなぐらついた生を送るなかで見つけた真の心許せる相手といきなりお別れするみたいだ。だから悲恋的なんです。

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中村風景
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