見出し画像

筋トレ前後の対策 満腹状態

前回は空腹状態で運動に当たるべきではなく、運動中に運動前に血糖値を上げるべきではないことがわかりました。

また満腹状態も同様に避けるべきであると示された。

満腹状態を回避するメリット

満腹状態の人間は単純に身体が動かしづらいだけでなく、体内で消化が行われている状態である。

この「消化」という作業は臓器の作業の中でも群を抜いてパワーが必要な作業。

たとえデスクワークをされてても、よく食べた後眠くなったりしませんか。臓器に負担がかかりすぎると、脳やキーボードを叩く筋力にすらエネルギーが送れなくなります。つまり食べ過ぎるとその傾向はさらに顕著になる。他の部位を休ませようと、身体が休息状態にほぼ強制的に移行する。つまり睡眠です。

筋トレを定例化されている方だと、「食べる」という行為には必ず飲食が付随しなければなりません。つまり筋繊維の意図的な断裂を起こして超回復を狙い、筋肉が分解されないように適切な量の蛋白質をすぐさま摂取する。

蛋白質を摂取するためには、ある程度量を食べなければならないですね。例えば12時まで一生懸命PCなんかに向かっていて、一時間の休憩時間内に着替えやクールダウン等を挟んで20~30分必要とした上で、残りの30分くらいで適切な飲食をしなければならなくなる。「筋力をつけるための飲食」では簡単に摂取できると考えられる茹で卵や鳥のささ身なんかでも、結構な量摂らなければなりません。真面目に食ってたら自然と「満腹状態」が得られてしまい、おそらく消化器負担は尋常ではなさそうですね。

人体構造にとって本来理想的な社会について

休憩があけて13時から新たにPCに向かう、商談に向かう、授業を聞く人々は昼に食べた物品を身体の中で消化させながらその任務を全うしなければならない。いくら頑張りたくても、自分が摂取した物を身体は一生懸命体内に取り込んであるいは筋力としてくれようとしているのであり、止めようはない。

筋トレしたところで消化力が高まるということはないし、自分が望んだ(筋力増強のために隙間時間に超回復を喚起させ、それに必要な物を摂取した)からせっせと身体(臓器)が働くことになっている。言ってしまえば本来一時間程度の休憩で健全な身体が生成できるわけがないですね。この人体の構造を思えば、せめて12時から2時間ぐらい休憩があってもいいのではないでしょうか。2時間のうち一時間をみなし残業とでもしましょう。

これは別にきんに君が述べていることではなく、ぼくの勝手な意見です。

満腹状態のデメリット(続き)

きんに君はそのように消化器の稼働、筋肉への補強作用が働くことでそちらに酸素運搬等をするために血流がより流動的に使われてしまい、満腹状態で筋トレのようなハードワークにあたると部分部分に酸欠状態を生み出してしまうとしています。

同時に、脚のトレーニングの際はこのデメリットを強く感じるそう。脚は筋量が非常に多い部位であるため、いつもの状態で激しいスクワット等に挑むとすぐに頭がくらくらとしてしまい、休憩を余儀なくされてしまう。

空腹は避けなければならない、だからプロテインやバナナ程度に留めたいと思っていてもついつい他の食料を摂取してしまった時にこのような状態が起こるそうです。これは前回学んだように例えよく噛んでいたとしても起こってしまう。せいぜい腕や胸の筋力補正程度に留めておきたいとしています。

足の筋力を鍛える行為には相当の酸素が必要であることがわかります。夕御飯を食べた後ぐらいにスクワットをすればよく寝れますよ、みたいなことをこの2020年以降ぐらいの運動不足が全国的な問題となってきてから結構聞くことが増えましたがそのように前身の血流を使って酸素を行き来させることで身体を疲れさせる効果が期待できるんですね。

それまでできていた筋トレが急にできなくなったという錯覚も生みかねない。

また眠くなる理由として消化中は副交感神経が優位になるからというものもある。そちらとは逆の運動行為を同時に行うと自律神経の乱れを喚びかねない。

対策

前回と同じく対策はよく噛むこと。消化を容易にさせる手段を全て選び、消化器位への負担を和らげなければならない。

他に運動前にさけるべきことは静的ストレッチがあるそう。こちらは意外でしたがまた次回にいたします。お付き合いくださりありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!

中村風景
このサイト内ではいかなる場合でも返信行為をしていません。