Waterfoxがかなり使いやすいブラウザでした①
ぼくはWEBブラウザに対して「我々は何も奪わない……だからあなたがたも我々から何も奪わないで欲しい」という生き方で相対していました。
しかしながら、ブラウザ開発元が内容改善しようと努力した結果もしくは無理矢理にでもビジネスを生むためにそれまでの機能を一新したりする行為がユーザに牙をむく―――――往々にして改悪という形で―――――ことがある。
以前書いた、プロフィールにも設定してあるこちら
も、そもそもFirefoxが拡張機能を一律撤廃したとかなんとか(よく知らないで喋っていますので鵜呑みにはなさらないように、なにかブラウザ・アドオン周りでなにかあったことの裏付けみたいなことは別の場所で調べてください)の辺りから、元々愛用していたdimmerというアドオンが使えなくなることがわかり、割とブラウザ利用に絶望感しか抱けなくなっていたから出来上がったようなものです。
dimmerとは
Firefoxの光源―――――といいますか、とにかくありがちな、目にものすごく悪いブルーライト全開の白背景ページ―――――を防ぐためにdimmerは欠かせないものでした。
dimmer
名
照明調節スイッチ、調光器、駐車表示灯
https://eow.alc.co.jp/search?q=dimmer
その名の通り調光ができるアドオンだった。dimmerをインストールしたブラウザでは、白抜きの背景はすべて影がかかったように暗くなり、実質RGBで言えばほぼグレーの背景にで黒い字を読み取るということになる。
もしかしたらこの黒い字をグレー背景上で読み取るぐらいならブルーライトなんざ上等だ、dimmerなどいらぬという方もいらっしゃるかも知れない。
Waterfoxの欠点
申し上げておりませんでしたが、このnoteはもちろん全面的にぼくの主観のみで書かれています。
そのため、たったひとつWaterfoxにも欠点があったことを序盤に述べておきたいです。このdimmerは予めWaterfox側で設定されている(ような挙動だと思える)ページには適用できません。後述するDark Readerもだったかと思います。
mozilla.orgのようなFirefox公式に関係するドメインやpdfファイルのようなものを開く(ブラウザ上で閲覧する)際にはdimmerやDark Readerの効果が適用されない場合がある。なにか派生元のブラウザの姿勢を尊重しているのでしょうか……
Waterfoxをインストールして最初にするべきこと
だらだらとなぜこのnoteを立ち上げるに至ったかの説明をしてしまいましたが、Waterfoxをインストールして最初にすることは「dimmerで調光が出来ないページにダークテーマを適用する」です。
それでは目が疲れないテーマへ変えましょう。
右上の「≡」からメニューが開けますので、歯車マークのオプションを選ぶ。
すると左カラムに
おすすめ/拡張機能/テーマ/プラグイン
という文字列が並んでいるため「テーマ」へ。
上部に表示されているものが現在適用されているテーマで、下部にズラッと並んでいるのが、どういう基準かわかりませんがあなたに推薦されているらしいテーマ。
手っ取り早くAbissを選ぶ。Darkでも良いでしょう。終わりです。
オプション画面やアドオン管理画面、さらにはスタート画面はdimmerが適用されないのですが、このテーマ変更の適用は受け付けるようです。助かりました。
目に優しいFirefoxアドオン「dimmer」
改めてdimmerについて説明を加えます。
そもそもこのnoteで調光系の説明が優先されているのは少しでも目に悪いブラウザ利用の時間を減らすため。
WaterfoxはFirefoxに準拠したブラウザっぽいので、Firefoxストア的なところでインストールできるアドオンが多い。
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/dimmer-ext/
追加ボタンからインストールするだけですね。
dimmerの使い方
dimmerはブラウザ右上に明かりを消すようなマークで表示され、ブラウザにインストールされたことがわかります。
こちらをクリックすると調光レバーが現れます。左に動かせば元の明るさに、右に移動させると真っ暗になる。
only for this tab にチェックを入れると、現在レバーで動かした明るさが他タブに適用されることはない。
上記を理解して、dimボタンを押せば効果が発揮されます。
これで全てのサイトにはシェーダがかかったような暗さが保証されて―――――リロード時に少し影が遅れることがありそちらにちょっとイラっとされる方がいるかも知れませんが―――――快適なブラウザ生活が送れるはず。
再びDark Readerについて
そしてちょっと本末転倒とまで言ってしまっては大袈裟かもしれませんが、矛盾したことをお話すると現在ほとんどWaterfox上でdimmerはつかっていません。
上記プロフィールでも紹介したDark ReaderはChromium系ブラウザのみで機能するものだと思っていたのですが、Mozillaストア(という名称なのかどうか不明)にも存在していた。
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/darkreader/
このFirefox版がChromium系よりもわかりやすく挙動するため(いちいちドメイン別にダークモードにするかどうか決めなくていい等)ぼくはすっかりDark Readerにブルーライトカットを任せきりになりました。
Dark Readerの欠点
ところがDarkReaderにも欠点がある。といっても上記で述べたWaterfox自体のそれと同じ、あるいはそちらに起因するものでしか無いのかも知れません。
Twitterとかもともとダークテーマに切り替えられるような機能が備わったサイトではdimmerとDark Readerが干渉してしまうことがある。
しかしながら、mozilla.orgやpdfファイルのようなものを開く(ブラウザ上で閲覧する)際にはdimmerやDark Readerの効果が適用されない場合がある。
こちらは現状どうしようもないため、mozilla.orgのようなページを暗く見たいのであれば都度dimmerを起動させて、only for this tab 機能を応用するしかなさそう。なにか解ったら追記かまた以降続きのnoteに記載したいです。
【ブラウザ】Waterfoxが便利
(ここ)
【ハードウェア】2TBのHDDが認識されなかったらどうするか
https://note.com/fuuke/n/n4492aa2afe7a
【note】noteをダークモードできるのか
https://note.com/fuuke/n/n5ca7a8fe4292
【MP3・音】LAMEでインポートしたCD音源を高音質MP3化する
https://note.com/fuuke/n/n42c6394374f9
【ソフトウェア】「Visual Basic」や「Visual C++」ベースのアプリケーションが動かなかった時
https://note.com/fuuke/n/n1b7ec042de3d
という辺りで今回は一旦終わり、次回以降に続きます。お読みくださりありがとうございました。
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