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龍角散の のどすっきり飴 にすっきりしない

実家で、何年か振りに書き初めをした。
半紙が勿体無いので新聞で練習するといい、と言って、母が古新聞を持ってきてくれた。

最初は新聞に書いてみる。
久々に持った筆は思うように進んではくれない。何度か練習してようやくそれらしくなって来たので、半紙に書いてみる。

楷書体
隷書体

ゆ【愉】
心が晴れ晴れとして楽しい。

デジタル大辞泉

今年も一年、晴れ晴れと楽しく過ごせますように。

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居間に、龍角散ののど飴が置いてあるのが、ふと目に入った。

可愛い隷書体


むむ。これは私の好きな隷書体。
無性にこれを書いてみたくなった。
本来の書き初めはそっちのけで「龍角散ののどすっきり飴」を私は練習し始めた。
気がつくと時間はあっという間に1時間くらい過ぎていた。

「のどすっきり飴」の部分
飴の字がいささか大きすぎる。
字間が詰まり過ぎている。
気になるところがあるので、また書いてみようと思う。

「龍角散ののどすっきり飴」とうまく書けたところで何にもならない。ただ、なんだかすっきりしないので、すっきりさせたい。

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書いたものを乾かすために、母が持って来てくれた古新聞の上に置いていた。
乾いた半紙をとり、新聞をたたもうとしてふと見ると、そこには見覚えのある顔。

何と、武田砂鉄さんが写っていた。

12月20付の新聞。13日間もの時を経て、私の元に姿を現したとは、砂鉄が私を求めているとしか思えない。これはまさに磁石の法則。
これは鳩尾さんに報告しなければならない。

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そんなこんなで2025年の始まり。
相変わらずの私ですが、今年も宜しくお願い致します。

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