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データ保管室。 「ついに… 時は満ちた」 「完璧です」 「当初は不可能と思われていたが…
「はい。 気休めオレンジ相談室です」 「よろしく…お願いします」 「何でもご相談をお受…
自室で友達と通話中の女性。 「そこがウケるのよ! ほんと、うちの同僚、変なの!」 「へ…
前作はこちら。 研究室。 「ちょっと、あなた怖くないんですか?」 「何が?」 「だっ…
研究室。 「どうだ、調子は?」 「先輩~! どうもこうもないですよ! 命令だからや…
宝くじ販売員。 (年末って感じね~。 やっぱりここが、 一番の書き入れ時ね。 …
運転席の男性。 「ったく、この渋滞何なんだよ! AIによる信号制御ってどうなった? いつものやるやる詐欺か!? こっちは税金払ってんだぞ! ちゃんとやれ!!」 【血圧が130超えました。 深呼吸して下さい。 運転は私が代行いたします】 「わかったよ…。 スーハー スーハー どうだ?」 【上は114の下が74…正常値です】 「…しかし、スゲえな。 あんた運転中の、 俺の体の具合まで分かるんだな。 そう言えばこの前、あんたと同じ車、 人助
路地裏。 キュィーーーーン! バリバリバリバリ! 突如現れた、ト◯タ スポーツ800…
本屋。 女性二人。 「ねえ」 「……」 「ねえ、ちょっと」 「ん? どうしたの?」 …
世界一高い塔。 先端で作業中の男。 「おい」 「……?」 「おい! お前に話しかけ…
報道番組。 「佐藤さん。 歩きスマホ、ながらスマホって、 ご存知ですか?」 「すいま…
前回はこちら。 事務所 女性二人。 ベテラン職員の高橋。 新人社員の鈴木。 カチ…
メッセージ通知。 LINE♪ ちょっと、ばあちゃん聞いて どした、まさおぉ。。 困っ…
山に住む魔物は、 その恐ろしい容姿ゆえ、 人里離れた山奥で、 ひっそりと暮らしていた。 その事を知る王様も、 山奥には行かないよう、 厳戒令を出していた。 【御触書】 ・小金山への入山を禁ず ・魔物への接触を禁ず ・魔物への食の提供を禁ず しかしある日のこと。 山の麓を通りかかった農民が、 偶然、その魔物に遭遇する。 初めて見る生き物に、 興味津々の農民。 しばらくその様子を観察していると、 魔物は近くに生えている、 辛子菜を食べ始めた。 すると急