新生活の転機を乗り越えるTips シュロスバーグの理論より②
こんにちは。ちょんちょです。
キャリアコンサルタントの学びの中で得た知識を定着させたいので、「ちょっと知っておくと日常で使えるかも!」というTipsを、何者でもない私からシェアしていきたいなと思います。
今回は「ナンシー・シュロスバーグ」の転機の理論②として、「転機の対処に点検したい4つのS」をご紹介します。
▼前回の①投稿はこちら。
こんな方に読んでもらいたい。
✔︎新生活に向けてなんだかモヤモヤしていて落ち着かない
✔︎新生活に向けてどんな準備(外的・内的)をしていけばいいのか悩んでいる
1.転機の対処に点検したい4つのS
「ナンシー・シュロスバーグ」は転機について以下のように述べています。
私はこの言葉を聞いた時、「どんな転機でも乗り越えられる!」という心強い言葉に励まされた気持ちになりました。
シュロスバーグは、4S(Situation,Self,Support,Strategies)が個人の転機を乗り越える能力に影響を与えていると述べています。
2.どのように使うのか?
この4Sの視点で「小1の壁」の自身の経験を振り返ってみます。
当時の私に抜けていた視点の一つ目は、①Situationで、この出来事は「一時的」だという点でした。
夏休み前には子供もすっかり慣れて、登下校も安心できるようになりました。
保育園と学童保育の預かり時間の差をどう埋めるか、当時入学前に必死で考えていましたが、せめて1学期は自身の仕事をセーブして、向き合う時間を増やしてあげてもよかったかなといまは思います。
2点目は③Supportで、夫や職場の方に頼るという視点が不足していました。
ファミリーサポートなど使える支援は調査し実際に申し込み、1学期中は習い事の送迎でお世話になりました。
振り返れば一時的なことだったので、割り切って夫婦とも交代でフレックスで早帰りする、職場にも事情を話しておく等、できることは他にもあったなと思います。
そうすることで子供の精神的負担は減ったのではないかと思います。
ここは迷惑をかけたくないと思いがち、抱え込む私の傾向が出てしまっていました
私は、内省が苦手なタイプなので、一人だといろんな観点で多角的に考えることがなかなかできません。特に悩んでいる時こそ一人で抱え込んでしまい、③Supportに目がいかなくなってしまいます。
また②Selfも自分の中にすでに大事なものは持っていたとしても、転機の折に改めて確認することは、その後の意思決定に重要だと感じています。
次回の自身の転機では、「この4Sの視点でまずは自分自身で整理して、人にも相談を持ちかけてみよう」と思います。
ご自身の転機を点検する視点として、どなたかの参考に少しでもなればうれしいです!
《参考文献》
新版キャリアの心理学 渡辺三枝子著
キャリアカウンセリング 宮城まり子著