【読書】入社一年目の教科書
はじめに
今回は「入社一年目の教科書」(岩瀬大輔著)を読んだ感想と、読んで一年社会人を経験した感想を述べていこうかと思います。
著者について
著者は東大卒後、アメリカの会社の東京支社を経て、ニ回の転職をし、ハーバード大学経営大学院に留学。上位5%の成績で修了し、保険会社を立ち上げる。1976年生まれなので、2023年現在は47歳くらい。本を書いた2011年(35歳)時点で4社の会社を経験している、
そんな人物の書いた本。
概要
初版(2011年)から10年経つが、内容はそんな時代遅れを感じさせるものではない。
一年目の4月、後半2週間で読み終える量なので、朝の電車とか夜の時間とかで気軽に読んで欲しい。職種が違えば少しは捉え方も変わるが、概ね1年目に意識するべき事は学べる良い本。
自分に必要だと思う所、そうじゃない所は取捨選択し、琴線に触れた部分は是非メモして置いて欲しい。
常に学徒たれ always be a student
内容と私の感想
内容と私の感想を以下に述べる。抜粋しているので、この記事を読んで「入社一年目の教科書」を読んだ気にはならないでほしい。
自分の感想は⇒の後に述べる事とする。
それでは拙い文章構成ではあるが、是非最後までお付き合い頂きたい。
○仕事における3つの原則について
・頼まれた仕事は最後までやり切る
⇒これはごもっともで、一年目は仕事のできるできないは関係なく、しっかり頼まれた事をやり切る事で、上司との人間関係とかも構築されていくと考える。
・50点で良いから早く出せ
⇒一言加えるなら70点くらいを目指す。それが相手求める50点くらいである。
・つまらない仕事はない
⇒ごもっとも。書類の整理ですら、その書類の内容を見て学ぶ事は可能。与えられた環境に不満があるならそれをぶち壊せるまで急速に成長する為、どんな仕事でも糧にしていく。
1 遅刻はするな
⇒私は毎日始業の30分前には出社して、自分の好きなこと(雑誌を読んだり調べ事したり)をしてた。そうすれば、多少電車が遅延しても、遅刻する事はなく、先輩からもちゃんとしている奴として認識され、多少仕事中にサボっててもお咎めなく過ごせてる🤔(多分バレてる)
8 質問はメモを見せながら
⇒私は分からない事はまず調べる。それでも分からないことはまとめて質問する。そうすれば要点も伝えやすく、相手にも伝わりやすく、意思疎通の上でのミスが減らせた。
また、この章の話ではないが、メモを取る事はオススメする。人は忘れる生き物であり、先輩からの指示内容を全て覚えている人はいない。なんなら先輩自身も忘れている事もある。なのでメモを取り、打ち合わせ終盤3分くらいで、再度指示内容を確認すると、仕事に取り掛かる前に作業の方向性を正せる事ができる。
(再度指示内容を確認する事は、まだ実践できない時もある。私もやらなくては…)
23 企業価値を高める人財とは
全体像を把握する事。手始めに、会社の財務諸表を読み込む。どのようにお金を調達し、どのように投資し、どのようにリターンしているのか。
そして、自分の仕事と全体像を関連づける。自分の業務がどのようにして企業価値を高めているのか。コストを下げる働きなのか、効率をあげる働きなのか。
時間軸に関しても、明日、1ヶ月後、一年後、5年後。常に業界がどのように動いているのかというマクロの視点でものを見る習慣をつける。その為には、すでに全体像を見る視点を持った人と触れ合い、話し合う事が最も効果的。
⇒これは、私も記憶しておこうと思うのでメモをここに置いておく。
38 ミスしたら再発防止策を考えよ
⇒PDCAサイクルと言うのを聞いた事がある人もいるかと思う。是非実践してほしい。最初は慣れないかもしれないが、しっかり計画を立てて(Plan)、行動して(Do)、上手くいったりミスしたりしたら原因を追求して(Check)、さらに良くなるよう実行する(Action)。
しっかり実践していけば、一年後にはかなりミスが減り、かなり効率的に業務がこなせるようになる!
44 苦手な人には"惚れ力"
相手の良い所を探してそこに惚れる力
⇒人は他人の欠点に目が行きがち。そこであえて苦手な人の良い点を視て再度考えてみる。
それでもこの人は無理ってなったらしゃーないと思う。(実際私もこれを試したが馬が合わない人はいたので…🤦🏻♂️)
タモリさん曰く苦手な人は面白いやつって思うと、嫌な点が面白くなるらしい。
p.229 おわりに
・社会人の"勝負所"は初回!
初めに手を抜くとこいつは手を抜くやつだと思われてしまう。
・仕事とは未知への挑戦の積み重ね。
挑戦を恐れないでほしい。失敗しても成功してもそれは必ず大きな糧となる。
・勝負所に向けて十分な準備を怠るな。
先は見えないが予測する事は自由だ。
最後に
社会人一年通して気づいた事、伝えたい事は一つ。それは、『健康第一』と言う事。
身体は資本である。無理はしないで、自分の出来る範囲で頑張ってほしい。
時には栄養ドリンク飲んで身体に鞭打つ日もあるかもしれない。そしたら週末は是非サウナにでも行ってゆったりしてほしい。
以上。
2年目のぺーぺーが
「入社一年目の教科書」を読んだメモと、
感想とちょっとした戯言を残して
終わりの言葉とする。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
ではまた。See you again.