FURUNOで特別展示!想いに共感した「海洋インフォグラフィックコンテスト」って?
突然ですが、「インフォグラフィック」というものをご存知でしょうか?
インフォグラフィックとは情報、データ、知識などを視覚的に表現したもの。
「FURUNOは海の会社!」ということで、12月から1月の半ばまで、古野電気本社ロビーおよび新研究開発棟 SOUTH WINGにて「海問題」について描かれたインフォグラフィックの展示をさせていただきました!
社内からの評判はもちろん、来所されたお客様からも「このポスターはFURUNOさんがつくられたんですか?いいですね!」と好評いただく展示となりました。ただこのインフォグラフィック作品を作ったのは残念ながらFURUNOではありません…!
なんと、つくったのは小学生と美術学生!!
見た目の鮮やかさもさることながら、海に親和性の高い古野電気の社員でさえ舌を巻く濃い内容がずらり。
ということで、今回はFURUNO公式Twitterの絡みがきっかけで生まれた、海洋グラフィックコンテストの特別展示企画をご紹介させていただきます。
きっかけはTwitter!FURUNOが共感した「子どもたちの想い」
ことの発端は、FURUNO公式Twitter(@furuno_jp)が発見した、海と日本PROJECT in 東京(@umiprotokyo)さんのこちらのツイート。
海洋インフォグラフィックコンテストを開催したという内容もさることながら、その中でも特に心に残ったのが「子供たち」というキーワード!
「子供たちの想い、海の問題、これからの海について、沢山の人たちにどんどん届いて欲しいです!」(海と日本PROJECT in東京)
この素晴らしすぎる内容に、いてもたってもいられず、「素敵!弊社のロビーでも展示させてほしい。。。。」と引用リツイートしたFURUNO公式Twitter。
するとすぐさま、海と日本PROJECT in 東京さんから「是非展示させて頂きたい」とお返事が!そこからあれよあれよ話が進み、この一連のツイートからわずか1ヶ月でその想いが実現されることになりました!
小学生の研究が一枚の絵に!美術学生とコラボした想いの詰まったインフォグラフィック
ここで、今回のお話のメインである、『海洋インフォグラフィックコンテスト』について改めてご紹介したいと思います。
ご存知の方も多いかとは思いますが、『海洋インフォグラフィックコンテスト』とは、『海と日本PROJECT in東京』さんが実施している、『小学生の自由研究レポートを、御茶の水美術専門学校の生徒さんがインフォグラフィックで表現するコンテスト』のこと。
「小学生 × 美術学生」というとても興味深い組み合わせ。
「小学生が研究を行なったものを、美術学生が視覚的に訴える一枚のに仕上げる」というプロセスがとても素晴らしく、参加した子どもたちとしても「自分が研究したものが、こんな素敵な絵になるのか!」という感動を生身で体感できる、なんとも夢のある内容となっています。
さらに、小学生であれば誰でも参加できるのがこのコンテストの素晴らしいところ。「海にまつわること」ならどんな題材でもOKで、全国各地から応募が可能です。
研究に自信のない小学生たちには、オンラインを駆使した手厚いサポートもあり、小学生たちの「なんで?」が詰まった、個性あふれる研究が出揃いました(中には『くじらのフン』や『海の外来生物』といったユニークな題材も!)。
たくさんの作品の中から選ばれた20人の小学生たちは美術専門学校のお兄さんお姉さんたちと約1ヶ月にわたる制作面談をしながら、共同でインフォグラフィックを作成。最後は大人顔負けのプレゼンテーションが実施されました!
社内からは「来年は子どもに参加させたい」の声も!
今回FURUNOに集まったのは、そのとき作られた20作品全て!小学生だけでなくたくさんの人たちの想いが詰まったインフォグラフィックを前に、古野社員たちも興味津々!
社内からは「海問題についてわかりやすくて、勉強になった!」という声や、「来年は、自分の子供にも参加してもらいたい」といった、次なるアクションに繋がる声もあげられました!
ということで、Twitterでの絡みから生まれた本取り組み。
FURUNOとしても、ロビーに社内の掲示物以外を展示するのは初の試みで、とても意義のある企画となりました!
なお、このコンテストの様子は海と日本PROJECTさんのYouTubeからも見ることができるので、興味を持った方は是非一度ご覧ください!
取材・編集:高津みなと
執筆:芳村百里香