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サーモン養殖の本場、ノルウェーの養殖を知る

養殖といえば、真っ先に思いつくのは何の魚でしょうか。

「サーモン?」
「タイ?」
「ブリ?」
「カンパチ?」

今回はサーモンの養殖がさかんなノルウェーのお話です!
(世界で約240万トン養殖されており、その半分の約130万トンはノルウェーで養殖されているのだとか・・・)

FURUNOはノルウェーにも拠点があります。
Furuno Norge ASで働く養殖のスペシャリスト(養殖入魂な) ポールさんに来日していただき講演会を実施しました。

☆フルノ豆知識:FURUNOで初めてできた海外拠点はノルウェーです。

養殖支援事業推進室の河合さんとFuruno Norge ASのポールさん
オフラインでも社員が大勢参加しておりました!

ポールさんの講演で学びにつながったこと

①サーモンの生産量は一定だが、企業の利益は増えている!
②ノルウェーでは情報開示が当たり前である!
③安定かつ効率的な養殖業にするために、最先端の取り組みがされている!

①サーモンの生産量は一定だが企業の利益は増加

2012年から2019年にかけてサーモンの生産量はほぼ横ばいですが、企業の収益は増えているという説明をしてくださいました!
これは、病気にかかる魚が少なくなったことや魚の品質向上、コスト軽減など儲かる養殖業を実現してきたからだとのこと。

②ノルウェーでは情報開示が当たり前

ノルウェーではBarentsWatchというウェブサイトがあり、様々な情報が見える世界で養殖業が行われています!
病気の可能性があるサーモンの情報や指定した養殖場の気温や気圧などの情報を確認することができます。

③安定かつ効率的な養殖業にするための最先端な取り組み

陸上養殖・海上養殖ともに効率的で養殖業にするために、様々な開発行われているそう!大型の陸上養殖施設や海上施設などなど!

ノルウェーでも検証中!

こういったノルウェーの養殖事情に関する講演会だけでなく、実際にノルウェーで現場のスタッフと連携し、センサを活用した検証を行うことで、お客様にとっての価値あるデータを研究中!
現在では、センサによる定点観測で魚群の行動が少しづつ分かるようになってきております!

こんなセンサーができないかな~と格闘中!


FURUNOが目指す養殖は
「養殖業者の方々が、安定して儲かる養殖業にすること」
ノルウェーでのノウハウを活用し、お客様の求める価値を提供することで、お役に立ちたいと考えております。

今回のポールさんの講演は、様々な気づきのヒントになりました!
引き続き、皆さまと一緒に邁進してまいります。
今後ともよろしくお願いいたします!


Thank you Mr.Pål !!
See you next time in Norway!!

笑顔が素敵で知的な方でした!

執筆 曽田 竜輔

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