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雲灼くる * チェンマイ俳句毎日

【チェンマイ俳句毎日】2024年6月6日

呉爾羅とふ破壊の神や雲灼くる

飯を干すお隣りさんの割烹着


今さっき、やっと「ゴジラ-1.0」を観ることができた。随分待ったなあ。タイでは最近ようやくNetflixで配信されるようになったばかり。今日のタイのNetflix再生回数は堂々の第1位だが、タイの人たちからは、「劇場で観たかった ! 」という声が多く上がっているようだ。確かに、大画面のゴジラは絶対に迫力満点だし、作り込まれた細部も堪能できる。いろいろな事情があったのかもしれないが、大ヒットしたに違いないから、人ごとながらとても惜しい。でも私には刺激が強すぎて、心臓が持たなかったかも。ドキドキし過ぎて画面の前でウロウロしながらじゃないと観られなかった(笑)。
終戦直後の東京の描かれ方が丁寧で、時間の経過など細部まで緻密に再現されていて、リアルな映像に引き込まれた。さすが『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴監督だなあと思った。個人的に、安藤サクラさん演じるお隣のおばさんが好き。
「命を粗末にし過ぎている」、「生きろ」、など、セリフの幾つかのメッセージが心に響いた。反戦のテーマも感じる。9回の出撃から生還した特攻兵、佐々木友次氏に鴻上尚史氏がインタビューした「不死身の特攻兵」という本を思い出した。もう一度読み返したい。

✍️ぜひ読んで見てください!
不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか (講談社現代新書 2451) https://amzn.asia/d/dYk0gEF

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古川節子
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