小学生と瞑想21daysチャレンジ①
子どもでもストレスマネジメントは必要な時代
とある日のこと、イーズ未来共創フォーラムというサイトで紹介されていた
『日本の子どもたちの幸福度を巡る状況は?』という記事を読みました。
画像が小さくで見づらいかもしれませんが、上の画像はユニセフの発表した成績ランキング。
日本は総合では38か国中20位となっていて、一見そう悪くもなさそうに見えるのですが…
Mental well-being(精神的幸福度) 日本38か国中37位
Physical health(身体的健康) 日本38か国中1位
Skills(学力・社会スキル) 日本38か国中27位
以上、3つの項目で調査をしているのですが、日本の場合は身体的健康は1位だけれど、精神幸福度は低い状況であることがわかりました。使用されている指標は以下になります。
ユニセフの子どもの幸福度に関する成績を見て感じたこと
すでに言い尽くされていることかもしれないけれど…
日本は物質的には満たされている。それにはとても感謝している。
しかし一方で精神的に不安が大きく、心に余裕のない人が多い。
そしてそれは子ども時代からすでに始まっているのですね。
子育てをしていても、自分が子どもの頃よりも子どもの人権が尊重されていると感じるところがある一方で、
習い事が豊富になり、ゲームやYouTube、SNSの普及の影響で『何もしない』『すごく暇』という時間や住んでいる場所によってはただ自然の中で子どもたちだけで遊んで過ごすことが少なく、自由な時間がぐっと減ったように思います。
常に誰かの目線や評価に意識せねばならず、良い子であらねばならないというプレッシャーにもさらされやすいようにも感じます。
また日本社会では、手軽に情報にアクセスできる環境にあるので、子どもが知るにはまだ早い、不安感を煽るような情報にも触れることも、増えているのではないかと感じています。ユニセスの情報はパンデミック前の情報なので、現在はもっとその傾向は強くなっているのではないかと思います。
パン デミック、戦争、元総理の銃撃など、不安に感じるニュースは増える一方です。
幸せな人生を生きることを望むのなら、自分の心に向き合いケアしていくことは重要
大人はもちろんですが、子どもも自分の心について学び、向き合いケアしていくことは、今まで以上に重要になってくると思います。
多くの人が自身の幸福の鍵は、たくさんのお金や他人からの評価にはなく、自身の心にあることに気づき始めています。
社会や他人の期待に応え従いながら、目に見えることだけを満たして生きる時代は終焉を迎え
これからは自分の『心』に向き合い、心の奥深くにある真の自己に繋がり、
そこからやってくる声に従い生きることが幸福な人生へと繋がる時代に向かっていっています。
その証拠にここ数年、『スピリチュアル』の認知度は高くなりましたし、
ヨガやマインドフルネス瞑想に至っては、おしゃれ感すら出ています。
海外では学校教育に取り入れられいるマインドフルネス
海外では学校教育にマインドフルネス瞑想が取り入れられ、子どもたちに様々なベネフィットがあることが実証されているそうです。
アメリカとイギリスの事例をご紹介します。
アメリカの事例: 米・マインドフルネスは“ハートフルネス”へ。約9割の生徒の感情コントロール力がアップ! カリフォルニア発Mindful Schoolsの教育法に密着 | greenz.jp グリーンズ
イギリスの事例:英語のサイトになりますが、2009年から児童や教育者に向けて、マインドフルネス瞑想を教えて、トレーニングを受けた児童や教育者は54万名になるそう。Mindfulness in Schools Project (MiSP) - Bringing Mindfulness to Schools
先日、モデルの吉川ひなのさんのお嬢さんがQ&Aに答える動画を視聴したのですが、怒り、イライラなどの感情が出てきた時は、静かに呼吸をすると
お話していました。
ひなのさんはヨガをされていたようなので、ご家庭で教えられたのかもしれませんが、学校でもとりいれられているのかもしれないと感じました。
とても素敵な動画でしたので、シェアします!
ストレス社会であり、子どもたちにも良い効果があるのなら
家でも取り入れてみよう瞑想習慣
私自身は過去にヴィパッサナー瞑想の合宿に参加したこともありましたし、
誘導瞑想ヒーリングをするワークショップに参加することもあり、
子育て前は瞑想を行っていました。
なので、瞑想そのものの効果は体験していたのもあり、
息子にも瞑想を取り入れることを提案してみたのでした。
そしてヨガティーチャーとして活躍しているWellness to GoのArisaさんの
提供しているオンライン瞑想プログラムを21日間やることにしました。
こちらのプログラムにしたのは、基礎的なことから、サイエンスとスピリチュアル両方からのアプローチで教えてくれるからでした。
スライドなどもあるので、小学生でも理解しやすいかなと思ったのです。
そして21日を終えました。
次回、21日間を終えた感想などを書きたいと思います。
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