やるやんシェイクスピア〜!私のこと救ってるじゃん!からの、夫よそれは無いわ。
久しぶりに新しいメイク用品を買いテンションが上がったので、お化粧方法も少しだけ変えてみた。
夫に顔を向けて「ねえ、メイクの仕方少し変えたんだけど、どうかな?」と聞いてみる私。
ここでポイント。「どこが変わったかわかる?」と聞いても夫には絶対にわからない。髪の毛をぎゅっと結んでるのに「あ、、、髪切った?」とか言うタイプ。だからメイクを変えたという事実は伝えて、「変えたんだけど、どうかな?」と、感想を求めたのだ。
変化に気づく必要は無いから、答えは簡単なはず。
「めっちゃいいじゃん!」
「似合ってるよ、かわいいね」
これしかないのだ。
むしろこれ以外の選択肢は無いのだ。
気づかなくても、思ってなくても、どうでもよくても、とにかく「いいじゃん😊」と言っておけば家庭の平和は保たれる。
夫は唇をぎゅっと結び、しばし考え込んだ。
おそらく、正解を探してる。
なんて言えば怒られないか、私が不機嫌にならないか……脳を精一杯働かせ、「間違えるな俺!正解があるはずだ!冷静になれ!」と心で繰り返している顔。
しばらくして、夫が出した答えは
「、、、、、化粧してない方がいい」
ここまで来て、不正解を出す夫。
もう才能だよそれ。
おそらく彼の中では、すっぴんを褒める要素を入れてるのだと思う。
でも、今それ求めてない。
まじで違う。
お化粧どう?って言ってるのに、お化粧してない方が良いって、それは私のお化粧した姿を(しかもちょっとテンション上がってる時を)否定してるわけで…😮💨
腹が立つこともなく、呆れるのも通り越し、なんだかこのコミュニケーションが馬鹿馬鹿しくなった私。
その時私から咄嗟に出た言葉「そういえばさ、町内会長さんが〈集金の件助かった、ありがとう〉って言ってたよ」
嘘である。
でもここのところ夫は町内会費の集金について気にしていたので、ちょっと話を盛った。
夫「あ、そう?よかった!」
夫の目に光が戻った。
ここでシェイクスピアの名言を😇
【期待はあらゆる苦悩のもと】