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やっと行けた恵文社ー私を大切にする時間


一乗寺の本屋さんへ——自分を大切にする一歩


先日、ずっと行きたかった京都・一乗寺の

恵文社

さんに、ついに行くことができました!
いや、“行けました”。

何年も何年も「行きたい」と思いながらも、行けなかった理由はいくらでもありました。

車で1時間半はかかるし…
せっかくの家族の休みなのに、自分の行きたい場所に付き合わせるのは申し訳ない…
子供を公園に連れて行く方が正解なんじゃないか…


そんなふうに、いつも「自分のやりたいこと」より「家族のため」を優先してきたんだと思います。

でも今回、私は行けました。
それは、最近仕事を始めて「私にとっての休み」の大切さを感じるようになったから。
「貴重な休み、私のしたいことを優先してもいいんじゃない?」と思えたからです。

今回の休みは私のために使う。
そうすることで、次の休みは子供たちのやりたいことを叶えてあげられる。

そう思えたのは、きっと今まで「自分を犠牲にすることが当たり前」だった私が、それをやめたいと思い始めたから。
「自分さえ我慢すれば…」「私が頑張れば…」という考え方から少しずつ抜け出そうとしてきたから。

だから、家族にも最初にこう伝えました。
「今日は、ママの行きたい本屋さんに行きます。
きっと、あなたたちにはつまらないかもしれないし、車に乗っている時間も長い。
それでもついてくるなら一緒に行くし、パパとお家で待っていてもいいよ。」

結局、息子も娘も「一緒に行く!」と言ってくれて、3人で出発。
道中は、サッカー好きな息子と「サッカー選手誰が一番言えるかクイズ」をしたり、
娘とはお絵描きをしながらしりとりをしたりして、楽しい時間を過ごしました。

そしてついに、憧れの恵文社へ。
「ああ、ここだ…! ついに来れたんだ…!」

店内は情緒があって、とても素敵な空間。
大型書店とは違い、一冊一冊がこだわって選ばれているのが伝わってくる。

…でも、やっぱり小さな子供を連れてゆっくり本を選ぶのは難しくて(笑)。
欲しかった本だけ買って、お店を後にしました。

本当は、何時間でもゆっくり過ごしたかった。
でも、それは「次回一人で来たとき」に叶えればいい。

今日、大切なのは——

「行きたい」と思ったときに、ちゃんと行けたこと。

自分との約束を守れたこと。

往復3時間の運転はさすがに疲れたけれど、心は満たされていました。

「自分を大切に生きる」って、こういうことなんだな。


そんなことを実感した1日でした。

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