授業中に〝衝動的に飲む〟ということの意味
沖縄県で授業中に飲酒した小学校教諭を減給処分したそうだ。
教諭は「衝動的に飲んだ」と認め、
反省しているという。
自分で教室に持ち込んだんだから、
衝動的には飲めないはず。
それでも衝動的と感じてしまうくらい
強い欲求が起こったってことだな。
アル中だな。
私が務めた前職の相談者にもいた。
保育士で、勤務中に衝動が抑えられず
飲み終わった缶酎ハイをロッカーに隠し
空き缶でいっぱいにしたことで
バレてクビになったそうだ。
今回のニュースで教諭の職場環境改善に対する意見も多い。
私は教諭の労働実態に疎いので
そこはわからない。
でも、職場環境改善が
実現したところで
今回のような事案が
起こらなくなるかと言ったら
残念ながらそれは無理だと思う。
結局は本人の問題なのだ。
突き放しているわけでも、
諦めているわけでもない。
どうして飲まずにいられないのかは
人それぞれ。当然だけど。
本人がそこに向き合わないと解決はない。
職場環境が変われば、
飲まなくとも済むような
精神的ゆとりがでるかもしれない。
でも、それと
授業中に飲酒してしまうほどの
衝動があったことは別の問題なのだ。
一緒にしてしまうと矛盾する。
処分や叱責では解決しない。
でも、職場環境を整えることで
改善が見られたとしても
根本的な問題解決とは違う。
周りがそれに寄り添ってくれて、
本人が自分の問題に
向き合えるといいと思う。
でもまぁ向き合えなくても
幸せになれればいいか。